統一地方選挙と白票の意味

 国政選挙に比べると影が薄いですが、本日、4/9は統一地方選挙です。

 私の地域には良い候補者がいませんでしたので、白票を投じようと思います。

 地域によっては、無所属の人が、けっこう立候補しています。みなさんも政策アンケートを見て、投票をしてもいいかもしれません。

地方選挙の闇 無投票当選

 今回、地方選挙の闇を知りました。席を争うだけの候補者がおらず無投票当選となる議員もいるのです。
 そんな地域の方はドンマイです。

 私の住む静岡県では、定数68に対して、25議席、約37%が無投票当選でした。
 内、自民:16議席 公明:1議席 無所属:8議席 でした。

 地方議員は、国会議員に比べて、無所属が非常に多いです。無所属であっても、大政党に勝てる可能性が高いのが、地方選挙です。
 にも関わらず、候補者がおらず、無投票当選が出るとは、変な話です。
 まずは地方選挙から、良い新人を出せるよう、力を入れるのが良いかもしれません。

白票

「白票は意味がない」と言う意見もありますが、無効票としてのカウントはされますし、投票率にも影響します。
 また「選挙に興味があるが、候補者に不満がある」と言う意思表示くらいにはなります。

 私も、出来れば白票は避けたいのですが、マジでまともな候補者がいなかったのです。

 白票のために投票するのも、めんどくせーですが、お散歩がてら、投票所に行ってきます。

 マシな候補者に入れるという考えも好きでなくて、今回、私にとっては「被害総額9億円の詐欺師と、10億円の詐欺師どっちを選ぶ」という選択肢なので、どっちも選ぶ気はないです。

内面が大事

 物議を醸しそうですが、局所を見ると、自分の一票で、政治は変わりませんこれは、紛れもない事実だと思います。一票差で、勝敗が変わった選挙は無いでしょう。

 地方選挙などでは、たびたび、一票差の選挙があるようでした

 なので、自分の心が、選挙でポジティブになるか、ネガティブになるかが大事だと思っています。

 マシな候補者を選んだと、心から思えるのなら良いでしょう。
 でも「どっちも嫌なんだけどな」と心を騙して一票を投じるのは良くありません。
 自分の人生でも悪い二択を蹴飛ばせずに、こっちがマシだからと言って、どちらかを選んでしまうかもしれません。

 また、どんなに悪い政治が行われても、自分の人生は自分でコントロール可能です。政治に従順になったり、政治の都合に振り回される必要もありません。

 白票すら投じず、投票を放棄するのもありです。家族や友人と遊んだり、趣味に時間を費やす方が、ある意味、有意義でしょう。

 めんどくせー日本の政治ですが「とりあえず白票」はありかもしれません。
候補者の良し悪しを調べる時間もない」「良い候補者がいない」そんな人は「とりあえず無投票」より「とりあえず白票」いかがでしょう。

思考停止は嫌

 私は、日本の政治は、世界トップクラスに悪いと思っています。
 選挙に行くとなると、どうしてもネガティブな感情がわいたり、エネルギーがしぼんで無気力になりがちです。
 そういう意味でも、選挙に関わらない人たちは、ある意味、賢いとも思います。

 そして「何となく」「この政党だから」「マシだから」という、あやふやな理由で投票するのも、はたして民主主義なのでしょうか
 その理由で選ばれているのが、自民党であり、今の日本な訳です。

 それは、思考停止じゃありませんか?
 この30年間、日本はマシになりましたか?
 
悪くなり続けているように見えます。
 本当に、その候補者は、マシな候補者ですか?

この選挙区に、到底、投票できる候補者はいない
 こう感じる方が、至極まっとうかもしれません。
 ダメなものには、シンプルにダメと言うのもアリでしょう。


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