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イタリアのナチュラルワインを訪ねて 2

その2 はじまり
ワイナリーAle.p.aアレパのオーナー
パオラ・リーチョさんは1986年から、
この雄大な地でワインを作り続けている
約40年前、彼女の父がこの物件を見つけ
惚れ込んだ
当時は荒れ果てた砂漠のような場所を
パオラさんの父がオリーブの木とブドウの木を植え復活させた

実際、ぶどう畑のすぐ横には背の高いオリーブの木が並んでいた

オリーブの木


ここて収穫したオリーブは、地元の知人の元で、オリーブオイルへと加工される
我々も試飲の際に彼女ご自慢の貴重なオリーブオイルを頂いた
少し青味がありながらもフレッシュな味わいでいい意味で癖がなく美味しかった
大地の恵みをいただく 本当に贅沢なこと

パオラさんはこの地で1989年からワイン造りを始め、年間約9000本のワインを造っている
もちろん除草剤や殺虫剤は使用せず、出来るだけ自然なアプローチを取り入れ、環境への影響を最小限に抑えている

パオラさんは、こう語った

「地元の文化を絶やす事なく大切に守りたい」

そんな彼女の信念はまさにこの土地によって育まれた
真っ直ぐな想いをワインに乗せて

また次のお話へ つづく

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