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poem 月のカケラ

ボクは少し壊れてるんだ
楽しいことが
怖いんだ

ボクは少し疲れてるんだ
優しいことが
怖いんだ

愛さないで
放っておいて

冷たいままで
放っておいて

夜の静かな闇が好き
孤高に光る星が好き

あぁ、お月さま
このボクに
安らげる場所を
与えて下さい

誰も知らない隠れ場を
壊れたボクに
教えて下さい

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。