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poem こころ許す時

花を見て
歌を詠む君

走り来る
子らを抱き寄せ
愛しみ
優しき言葉
かける君

ことばはこころ。枝先の葉や花は移り変わってゆくけれど、その幹は空へ向かい、その根は大地に深く伸びてゆく。水が巡り風が吹く。陰と光の中で様々ないのちが共に生き始める。移ろいと安らぎのことばの世界。その記録。