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知識の杖は 眩い光の 本当の魔法を放つ


大好きな王子様に会いにいくために、
一瞬で、綺麗に飾ってくれる
魔法使いが突然助けてくれるのなら、
とても、幸せだ。

好きな人には綺麗な姿を見られたい。
誰だって、そうだと思う。

「たんぱく質の量がね・・・」
「だから、何でそれが関係あるんだよ?」

「お肉の脂質がね・・・」
「別に肉なんて、何でも良いじゃん」

痩せるために、必死に頑張ろうとしている私に、
いちいち突っかかってくる夫。

その反発に、ズルズルと引き摺られそうになった
「弱い、自分」がいた。

魔法使いがほしかった。
「弱い」心を「強く」変えて欲しかった。

一歩も、踏み出せない自分ごと
変わりたかった。

「本当に痩せられるのか」
信じるか、信じないか、
あのお姫様が魔法使いを選んだように、
選択するのは自分だ。

「夫に、痩せたねと言わせてやりたい。」
思いはそれだけだった。

「お姫様」のように
魔法をかけられて一瞬で変わることは出来ないけれど。

「先生」
貴方だったら、私を変える魔法をもっているかもしれない。

その膨大な知識をもって助けてくれるかもしれない。

「痩せない原因」を解いてくれるかもしれない。

「0.7キロ」
私にとっては大きい数字。
夫にとっては小さな数字。

その「数字」だけをもって、
私は次の14日間の海に飛び込んだ。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。言葉たちが、一歩すすむきっかけになってくだされば、幸いです✨