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わたし躁転しちゃった🤨❓
こんにちは、向田つばさです。
今回は私の障害「双極性障害」についてお話ししたいと思います。
私は20歳くらいの頃、双極性障害の診断をされました。
それまではうつ病と診断されていましたが、それは少なくないことですよね。
しかし私は当時の自分のどんな行動が躁エピソードとして捉えられたのか思い出すことができません。
思い出せないのは解離性障害だけの症状ではないんです。
実は双極性障害も記憶を無くしがちだということが知られています。
それから私はI型と言われる事はないもののたやす事なく「炭酸リチウム」を飲み続けています。
もちろんそのお薬だけで躁状態、うつ状態は無くなりません。
しかしお薬はそれらの症状を緩和する力があることは研究で分かっているとか。
私が思い出せないエピソードもここ数年は起きていないと願います。
躁転のサインは色々ありますが、主に4つの特徴があります。
睡眠時間が短くなる
おしゃべりになる
怒りっぽくなる
お金をいっぱい使う
の4つです。
もちろん双極性障害の患者さんは躁状態とうつ状態を繰り返しますから、「いつもに比べて」というのがなかなか難しいんですよね。
ただ主観的に見れば難しいというだけで、ドクターや家族など身近な人からの指摘はとても参考になると思います。
ですので、もし身近な人に「ちょっといつもよりよく喋るね」とか「何だか怖いよ」と言われた時はその言葉を真摯に受け止め、すぐに受診するように心がけるようにするといいでしょう。
私も今回、家族から「よく喋るし、よくキレる。どうしたよ、落ち着いて」と言われました。
私は「誰に言ってるん」と思うくらい無自覚でした。しかし私より私をよく観察している家族がそういうのですから、無視はできません。
だんだん怖くなって「どうしよう、このまま躁転して死んじゃうのかな」と縋り付きましたが、今考えるとそれすらもウザったい発言だったのかもしれません。
家族は怒る事なく抱きしめてくれましたがそこでようやく「あれ、何だかいつもの安心感がやってこないな」という違和感と出逢いました。
落ち付けなくなっている自分に気づきましたが、その後もいろいろなことが気になりノートに今までの躁転エピソードを記入したり部屋の模様替えをしたりして、それまで毎日20:30に飲めていたお薬も21:00までずれ込んでしまいました。
睡眠に関してのお薬の効きは上々で、いつも通り眠ることができました。
デイケアで躁転に関して相談したところ、スタッフさんから「躁転しているようには見えない」と言っていただき、安心することができました。
しかし今躁転していないことはお墨付きがいただけても、これから躁転する可能性が消えたわけではありません。
スタッフさんからは「お薬で何とかなる」と言っていましたが、なかなかそうもいかないでしょうよと思ってしまうんですよね。
双極性障害。人によってそのエピソードは様々だと思いますが、お薬は決まったものしかありません。
ドクターとお話ししながら自分に合ったストレス解消法や、サインの気づき方を見つけて、病気とうまく付き合っていきたいですね。
向田つばさ