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【速報】2024年〜英検®️のリニューアルが発表されました

昨日、英検®️の3級〜1級までの試験内容が2024年度試験から一部リニューアルすることが発表されました。以下のHPに記載されております。

リニューアル案の概要(予定)

より運用力が求められる試験へ

あくまで、予定としての発表ですが、リニューアル案を一言で表すと「より英語運用力の求められる内容への変更」だと言えるでしょう。

特徴的なのは、英作文問題が従来の1題から要約(1級〜2級)・Eメール作成(準2級〜3級)が追加され2題となること。それに伴い、語彙・長文問題の一部が減少すること。(3級を除く)

また試験時間も一部の級で長くなる(5分〜15分)ことが発表されています。

語彙問題・長文問題の減少がどの程度になるか

大問1の語彙問題や続くリーディング問題の減少がどの程度になるかはわかりません。しかし、これまで単語帳一辺倒の学習をしてきた方にとっては、点数がとりにくくなることが予想されます。問題としては英語を書く量が増えることが予想されますので、日頃からエッセイや要約で英語を使用するトレーニングが必要となってくるでしょう。

要約問題の対策

要約するためには、正確な読解と表現の豊富さが必要

従来のエッセイとは違い、要約に決まった型があるかと言われると、特にはないとしか言えません。しかし、元の文章からあまりにも逸脱した内容や、自分の意見を混ぜると確実に減点されることは明白です。
公式HPからダウンロードできる、要約問題の予想問題(2級)を解いてみたので一例として載せておきます。(これが満点かと問われると、そうではありません、評価基準が示されていない以上、あくまで一例としての解答となることをご了承ください。)


英検®️7月6日発表の資料より抜粋

解答例

Today, some college students choose to share a house with roommates. They seek benefits such as receiving advice on math and science homework or improving their foreign language skills. However, the quality of life for students sharing a house with roommates depends on the level of cooperation to enhance their lives.(41語)

目安に比べると、少ないので、最後の段落の睡眠が十分取れないや掃除を自分でしないといけないといった内容は追加してもいいかもしれません。
ただし、問題の表現をそのまま使うと、まず間違いなく語数がオーバーしてしまうので、言い換え表現等を学習する必要があります。

日頃から運用力に重点を置いた学習を

ただ単語を暗記するのではなく、どういった状況でどのように使うのか、またリーディング問題などで出てきた、表現や言い回しを覚えるなど実際の運用を意識した学習が求められます。
これから受験される方は、その点を意識して取り組む方がよりベターでしょう。


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