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「なぜ」は日常に溢れている

勉強は知識量がものを言うことは間違いありません。知ってる量・覚えている量が多いと受験に有利であることは疑いようがありませんし、これに明確に反論できる方はおそらくいないでしょう。
では、その知識量を増やすのに、ただ教科書を読んだり参考書をこなすだけでよいのでしょうか?今日は、日常的に学習するとはどういうことかを考えてみたいと思います。

学習の第一歩は些細な「なぜ」からはじまる

みなさんは勉強したいと思ったことはありますか?
これは「ない」と答える方は多いでしょう。特に中学生・高校生の場合は、ほとんどの人が勉強は敬遠しがちではないでしょうか。

では、なにかを調べてみたいと思ったことはあるでしょうか。
これは多くの方が「はい」と答えるでしょう。
たとえ「はい」でなくても、調べるという行為は身近に存在します。
例えば、みなさんのスマホ。多くの方がスマホでいろんなワードを検索するでしょう。これも立派な調べる行為の一種と言えるでしょう。

では、みなさんはどうしてそれを調べようと思ったのでしょうか?
おそらく興味があるからでしょう。では、興味とはなんでしょうか。
わたしは「興味=なぜ?」と思うことだと定義しています。
そして、日常で効率的に知識量を増やすためには、この些細ななぜをどのように拡大していくかが非常に重要になってきます。

「なぜ」を拡大していく

なぜの拡大とはなんでしょうか?それは、少し湧いた興味を深く掘り下げることです。
例えば、直近で台風が気になったとしましょう。
先日も、台風が近づいてきているということで下のような画像を目にした方は多いと思います。

tenki.jpより

これで、今度の台風が日本を直撃する、気をつけないと。これで最初のなぜ(興味)は満たされるでしょう。しかし、知識量を増やしたいのであれば、それだけで終わってしまっては非常にもったいないと思います。

ここでなぜ(興味)を拡大してみましょう。

上の図から何を気づくことができるでしょうか?
例えば、
・台風は毎回日本の近くもしくは直撃コースを通るけどなぜ似たようなコースになるのか?
・赤い丸と黄色い丸の違いは?
・進路予想はどうやって出しているのか?
・黄色い丸の右側の方が若干大きいのはなぜ?
など
視点や見方を変えれば、なぜ?どうして?と思うことはたくさんあると思います。

「なぜ」を調べ尽くす

効率的な知識の獲得のために、先ほどでてきた「なぜ」を、可能な限り調べ尽くします。
自発的に調べた事柄は、受け身で教えられた事項よりも深く学ぶことができます。深いということはその分、記憶にもとどまりやすくなります。

日常は「なぜ」で溢れている

あなたの日常は「なぜ」で溢れています。
しかしながら、忙しい・あとで調べようなど、小さな「なぜ」を見過ごしてしまっている人が大半ではないでしょうか。
せっかく出てきた興味をそのままにしておくことほど、もったいないことはありません。

参考書やテキストを覚えることは大切だが

参考書やテキストは受験に必要な項目をわかりやすく、簡潔に書いています。ですから、受験対策という意味では効率的です。しかし、自分の興味のないことをひたすらに勉強するというのは、苦痛も伴います。
実際、受験後に勉強を全くせず、進学先で成績がガタッと落ちたということはよくある話です。

自分の興味のあることを探求する道も開きつつある

従来の入試方式は、教科書をどれだけ覚えているか、定番の問題や解法をどれぐらいうまく使いこなせるかが、受かるか受からないかの大きな差でした。しかしながら、昨今、受験方式もアップグレードされ、自分の興味をとことん探求できるそんな人材を受け入れやすくするための入試制度(総合型選抜など)が整ってきていることも事実です。

小さな自分の「なぜ」を大切に育ててみませんか?


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