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3ヶ月で私立大学の公募推薦入試で勝負するスケジューリング

みなさま暑い中、勉強お疲れ様です。進捗はいかがでしょうか。
あと3ヶ月ほどで公募推薦入試が始まりますね。そこで、今回の記事では、私立大学(文系)の公募推薦(11月中旬ごろ実施)で勝負するためのスケジュールを書いていきたいと思います。


まずは科目数をチェック

公募推薦の場合、私立の一般入試で主流の3教科ではなく2教科のみで合否判定される場合があります。公募推薦で必ず決める!と覚悟の上、2教科を集中して勉強するのか、3教科目も一般入試に向けて勉強するのかをまずは決めましょう。

合格最低点を調べる

次に、合格最低点を調べます。これは各大学のホームページなどで知ることができますが、基本的には6割強〜7割程度が合格最低点となっている大学が多いです。(※)

入試方式によっては、単純な合計点ではなく得意科目の点数を倍として扱うなど、色々な点数配分がありますので、志望する大学の入試方式はよく確認しておいてください。

各教科の配点と出題内容をチェック

最低点数を確認した後、各教科ごとに配点をチェックします(公表されていない場合は飛ばしてください)
そして配点が高い科目は落とさないように戦略を練りましょう。参考までに、英語と国語の特徴を紹介します。

英語

英語は暗記量がどうしても多い

例えば、英語であれば文法や語彙問題よりも長文問題の方が配点が高いことが多いです。つまり、多少、文法問題を捨てても長文問題を重点的に対策した方が高得点が期待できるということになります。
また、近年、文法や語彙問題を出題しない大学も増えていますので、この点も要チェックです。

国語

現代文の出題割合が高い

国語は現代文(評論と小説)と古典(古文と漢文)に大きく分けられます。まずは、古典が出題されるのかどうかを過去問で確認してください。
また、古典がある場合でも、ほとんどの場合、現代文の出題割合のほうが高いので、現代文は必ず押さえておく必要があります。

合格までのスケジュールを立てる

ここまで来れば、合格最低点まで届くように学習計画を立てていきましょう。ここでは、3ヶ月間と想定し2教科(英語と国語)のスケジューリングを記載します。

スタート〜1ヶ月

まずは、実際の過去問を1度解いてみてください。解けなくても構いません。どの程度の問題が出るのか。時間内に解けるのか。の2点を確認しましょう。
そして、勉強を始めたばかりの方は最初の1〜2週間で基本事項を押さえた薄い参考書を仕上げましょう。

英語

まずは英単語を覚える必要がありますが、単語帳での勉強はあまりおすすめしません。どうせやるなら、文章読解にも慣れていってほしいので、文章のついた単語帳をお勧めします。

そして、最低限の文法を一通り押さえておきましょう。この時、先ほども言いましたが、できるだけ薄い参考書を選んでください。分厚い参考書は本番までに終わらない可能性があります。

長文に関しては、上で紹介したように単語と一緒に学んでいくので、この期間で長文問題集などに手を出す必要はありません。

国語

国語に関しては、まずは読解法を学ぶ必要があります。

読解法に関して、この記事で全てを紹介することはできませんが、参考までに上の記事を載せておきます。

そして、読解法を学んだ後は、徹底的に問題演習を積んでいってください。現代文に関しては入試本番まで、読解法を身につけた後、いろいろな大学の問題を解いていくだけで大丈夫です。最後の1ヶ月のみ志望大学の過去問演習を徹底的に行いましょう。

古文がある場合は、文法を抑えられのであれば文法をおさえます。また、文法問題が出題されない場合は、そのまま文章読解へ進み、必要な文法事項はその都度押さえる。というスタンスで大丈夫です。

1ヶ月〜2ヶ月目

この期間では、前の月に学んだ基本事項を問題に応用させていく方法を身につけます。
英語であれば、実際に大学入試で出題された文法問題や長文問題を解いていきましょう。この時に、志望大学の過去問にこだわる必要は特にありません。あくまで、目的は身につけた知識を使えるようにするためですので、志望大学と似た問題や、同じレベルの大学の問題を解いていきましょう。

2ヶ月〜3ヶ月目

いよいよ本番まで残り1ヶ月になりました。ここから過去問演習で磨きをかけていきます。集められるだけの過去問を集めて、解いて解いて解きまくりましょう。同じ問題でも構いません。
とにかく、入試問題に慣れる。これが全てです。

合格に向けて

上のようなスケジュールであれば、合格最低点程度まで得点力を上げられると思いますが、最も重要なことは、あなた自身がどれだけ勉強時間を確保できるかにかかっています。
質ももちろん重要ですが、勉強量も当然求められます。
自分の生活(入浴や食事など)以外の時間を全て勉強に充てられるように、覚悟を持って勉強を行いましょう。


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