君はイシマ・ミランを知っているか?ジャンキー集団ベシクタシュにやってきた”ビースト”。
友人からなんですが、この選手書いて!と言われたので受注して作り上げました。イシマ・ミランのインスタはここ最近ずっと見ていたよ。日本で一番のイシマ・ミラン博士になるために調べあげたので、最後まで見ていってください(笑)
ニコラ・イシマ・ミラン PSV→ベシクタシュ 30万ユーロ
ペペが退団したベシクタシュがCBの穴埋めとして獲得したフランス人CB。フランスでは大ブレイクまでとはいかなかったが、オランダで常勝軍団の仲間入りをしてタイトルを掲げた。そんなイシマ・ミランは冬からはトルコに活躍の舞台を移す。
「誰もが憧れるフランスの名門出身」
DFリーダーであったぺぺが退団したベシクタシュにオランダからベシクタシュらしいCBがやってきた。このベシクタシュらしいというのは完全主観であることを配慮して頂きたい笑
ニコラ・イシマ・ミランはCBあるいは右サイドバックをこなせる元U21フランス代表。グアドループ出身の両親を持ち、抜群の身体能力で幾度のピンチを守ってきた。そんなイシマ・ミランはフランスに住んでいるサッカー少年であれば誰もが憧れるクレールフォンテーヌ国立研究所で育つと、15歳の時にレンヌの下部組織に入団し、17歳でヴァランシエンヌに移籍。その後トップチームに昇格した。そして昇格初年度の10/11シーズンのスタード・ブレスト戦で当時DFリーダーだったミラン・ビシェバツ(現デュドランジュ)の欠場もあり、リーグ・アンデビュー。当時はまだ18歳であった。しかしビシェバツ復帰後は控えに回り、このシーズンは10試合の出場に留まった。
最近ではアルフォンス・アレオラやキリアン・エムバペ(共にパリ・サンジェルマン)やブレーズ・マトゥイディ(現ユベントス)も輩出したクレールフォンテーヌ国立研究所。フランスのスター選手の登竜門だ。
「19歳で台頭し始めるイシマ・ミラン」
11/12シーズンはミラン・ビシェバツがパリ・サンジェルマンに移籍したこともあり、レギュラーに定着。コートジボワール代表ベンジャミン・アングーワ(現レディアバコス)やこのシーズン新加入選手で後にブラジル代表にも選ばれるジウ(現山東魯能)とコンビを組み、34試合に出場した。僅か19歳ながらもCBの1番手に成長したイシマ・ミランは翌年も29試合に出場。世代別のフランス代表招集も増え、ラファエル・ヴァラン(現レアル・マドリード)の相棒として試合に出場していた。
ブラジルと中国での印象しかないジウですが、唯一の欧州挑戦がヴァランシエンヌでした。良き兄貴分ですね。ブラジルのCBは温厚そうですね。写真の左はマルコム(現バルセロナ)右はギリェルメ・アラナ(現セビージャ)
ヴァランシエンヌでは他にも同じ時期に移籍してきたヴィンセント・アブバカル(現ポルト)やカルロス・サンチェス(現ウェストハム)と共にプレー。フランスでも有力選手を輩出しているクラブの一つだ。
そして13/14シーズンに360万ユーロの移籍金で大型補強を行っていたモナコへ移籍。移籍金は360万ユーロだった。
優勝を争うチー厶への移籍となったイシマ・ミランだがやはりレギュラー争いは熾烈でカップ戦要員になっていった。リーグ戦終盤に何試合かスタメンを勝ち取った時もあったが、リカルド・カルヴァーリョ(引退)、アンドレア・ラッジ(現モナコ)やエリック・アビダル(引退)など名手が揃う壁は高かった。他にもチュニジア代表アイメン・アブデヌール(現トゥールーズ)やアブドゥ・ディアロ(現ドルトムント)というライバルもいた。そしてモナコでは1年のみのプレーだったがイシマ・ミランはオランダの強豪であるPSVにローン移籍を決意した。
イシマ・ミランと同時期にハメス・ロドリゲス(現バイエルン・ミュウヘン)やラダメル・ファルカオ(現モナコ)が加入。他にもジェフリー・コンドグビア(現バレンシア)やヤニック・フェレイラ・カラスコ(現大連一方)が所属していた。今考えると前線のメンツはえげつない。
PSVへの加入発表時のモナコのツイート。いやいや絶対もっと良い写真あったろ。。。と突っ込みたくなる。
PSV加入初年度はカリム・レキク(現ヘルタ・ベルリン)とジェフリー・ブルマ(現ヴォルフスブルク)のバックアッパーとして15試合に出場。エールディヴィジ制覇を経験した。
メンフィス・デパイ(現リヨン)やジョルジニオ・ワイナルダム(現リバプール)を擁したPSV。特にデパイの活躍は圧巻だった。イシマ・ミランもインスタグラムでデパイのことは称賛している。
15/16シーズンには完全移籍となったイシマ・ミランは退団したカリム・レキクの代わりに開幕からスタメンを勝ち取るも、エクトル・モレノ(現レアル・ソシエダ)の加入により再びベンチに座る機会が増加。結局レギュラー2人が離脱する時くらいしかスタメンには入れなくなり、16試合の出場に終わる。前年とほぼ同じ出場数だった。
そして16/17シーズンに長年レギュラーだったジェフリー・ブルマが退団し、レギュラーに昇格。最後まで定期的に出場するようになり、チャンピオンズリーグでもスタメンを張れる存在となった。
17/18シーズンは完全なDFリーダーの1人として32試合に出場し、チームのリーグ制覇の立役者となった。決して順風満帆なこれまでではなかったが、4年をかけてチームの中核となったイシマ・ミラン。しかし今シーズンマルク・ファンボメル体制になるとアヤックスから獲得したニック・フィールへファーにレギュラーポジションを奪われ、シーズンのスタートダッシュに失敗。リーグ戦は前半戦を終えて僅か1試合のみの出場になっている。CBの中心だったプレーヤーの環境が一転してしまった。
レキク、モレノ、フィールヘファーと見事に左利きで足元の優れたCBにレギュラーを奪われることが多かったイシマ・ミラン。課題はテクニック面なんだろうか。
そしてこの冬でトルコの強豪ベシクタシュへ移籍。このように経験、実力は証明済み。クロアチア代表ドマゴイ・ヴィダとのコンビでまずはリーグ戦でのタイトルを目指す。
トピックス
わりとインスタグラムを多用しているイシマ・ミラン。彼の投稿から気になった部分を紹介する。
・まずはこの動画を見てくれ。DJイシマ
https://www.youtube.com/watch?v=WvPMv3y1Lss
テンションアゲアゲの盛り上げ役なんだろうなと思われる動画。優勝パレードでこれだからサポーターも好きになっちゃうよね(笑)
ロカディアの髪型をポケモンのナゾノクサだと投稿。
ナゾノクサ?ポケモンやったことのある日本人ならある程度わかるキャラクターがなぜ?と思っていたらタグ付けの所にユルゲン・ロカディア(現ブライトン)のアカウントがあり、投稿文に”ロカディアの髪”草生えるわ(笑)みたいな投稿が。。ポケモン好きなのかな。
ベルフワインが大好き。
ストーリーのハイライトにも投稿にもステファン・ベルフワイン(現PSV)と和気あいあいの写真が。若手選手と仲良さそう(笑)
他にも音楽とか行きつけのカフェとか結構頻繁にプライベートもあげているイシマ・ミラン。プレーでもプライベートでも充実させれば最高だな。
なんかすでに溶け込んでいそうな雰囲気。やはりベシクタシュらしい選手なのでしょう。あくまで主観。これはイシマ・ミランのファンの方がやっているインスタグラムから。引用失礼します。
今回はここまで。トルコリーグはガラタサライ戦しか見れないですし、ヨーロッパリーグもベシクタシュは敗退してしまったので今シーズン90分フルでの試合を観れる機会は少ないかもしれないけど、これからのイシマ・ミランの成長を祈ります。なんかよくわからん感じになったな最後(笑)
最後までありがとうございました。
また書いていきます。