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「死にそう」の中から「楽しみ」を見つける話。
最近こんなツイートをしました。
そう。
丸い形になってるたんぽぽは花束だったんです!
こうやって外で花とかを見つけるだけで、様々な発見があったりして、これだけで幸せな気分になれるわたしは、なんてお手軽な女なんだろうと思います。笑
特別なことが何もなくても謎に浮かれてるタイプです。
でも今、自分のこのお手軽さが割と生きてくのに役に立つかもしれないかも!?なんてさらにおかしなことを考えちゃってる。
わたしはきっと、何もないようなとこから「あるようにする」のが好きで、どんなつまらないことでも最高におもしろおかしく考えるのが得意なのかもしれない。
例えば…
わたし出産が帝王切開で、実は2人とも死ぬかもしれないと医師に告げられていました。
周りは深刻だったにも関わらず、わたしは密かにその絶望の中から楽しみを見つけていました。笑
もちろん一番の楽しみは、赤ちゃんに会えること!
あと、手術というものが初めてだったからドラマみたいに「メス!」的な感じなのかなー?とか、
下半身麻酔は本当に感覚がないのかな?とか
もしかしたら、手術中の自分のお腹が見えるかもしれない!?とか。
文字にすると自分でもドン引き。笑
でも、今まで生きてきて自分のお腹の中って見たことありますか?
どうなってるんだろうって。
これは見れるチャンスは今しかない!と思いました。笑
別に普段から血とか内臓とか見たいわけじゃないし、自分のお腹の中なんて見たからって何の意味もないかもしれないけど、手術を楽しむ秘訣リストがあるならば、コレは入れるやつだ!と直感的に感じました。
だから、自分の人生が終わるかもしれないって言われて車椅子で手術室へ行く時ですら、なんだかアトラクション気分でワクワクしてました。
お医者さんたちにも「こんなにニコニコしながら手術室くる人初めて見た!」と笑われました。笑
わたしの頭の中は非常にシンプルで、日本語で言えばただの単純なのですが、
どっちみち手術はあるし、死ぬかどうかは自分ではどうしようもない→じゃあ、生きてるまでは楽しくしてたいなー!
くらいにしか思わなかった。
死ぬかもしれないとか、どっちか分からないことはもはや考えてもどうしようもない。
どうしようもないことは、いちいち抵抗してもしょうがないから抵抗しない。
謎にニュートラル。
だから、「背骨の骨と骨の間に麻酔するから、エビみたいに丸くなって!」と言われ、「はいっ!」ってすごい勢いで丸くなったら、「すごいエビ!!やりやすい。震えてできない人も多いから助かります。」と褒めてもらえた。
褒められるのは死ぬ前でも嬉しい。
それから「メス!」まではいかないにしても、それなりの「○○とってくれる?」は聞けたし、下半身の麻酔はガンガンに効いてて感じなかったのも体験できたし、順調に収穫があった。
お腹は見えにくかった!
手術室のあのピカピカのライトに映ってる自分のお腹がよく見えないなーと目を凝らして見てたら、見てることが助産師さんにバレた。笑
なんとなくは見えたけど、感想としては、やはりドラマはよく再現してるなぁと思った。
そんなこんなで「順調にいってるからリラックスしててね」と言われ、周りの助手の先生としゃべりながら手術を終えた。
そう、無事に終わっちゃった!
え?ラッキー!生きてた!っていう感じ。
しかも2人とも生きてた。ありがたいもんです。
なんの話かよくわからなくなってきたけど、
こうやって死にそうな時でも楽しみは見つけれたりする。
何もないものからも、何かを見出せたりする。
コツがあるとしたら、できるだけ無になることかなー?
起きたことを、良いとか悪いとかジャッジせぜに、ひたすら無。
もはや修行僧の気分が味わえて楽しい感じ。
出来事やものに対して、じーっと向き合うと何かが浮かび上がってくる気がする。
今、もし辛いことがあるとしても、その辛さから他の何かが見つけれるかもしれない。それを感じてみるといいと思う。
よく表裏一体と言うけど、物事にはいろんな側面があって、良いことばかりでも、悪いことばかりでもないなぁと感じます。
それを味わうと、人のことも悪いことばかり見えないし、自分の気分がいちいち右往左往しないでいれて楽になれる。
そんなわけで、わたしは今日も謎に浮かれて生きる予定です。笑
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