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武器を持つにはまず振ってみろ。

「個の時代」から「集団の時代」に揺り戻しが起きるのではないか。

これまでは個が大事と言われてきましたが、もう一度企業や集団が力を持つ時代が来るのではないかということですね。
そんな声をちらほらTwitterで見かけます。

影響されやすい人なら
「あ、じゃあ独立や副業するのはやめておこう」
と思うのかもしれませんね。

でも、それって「個」ありきの話なんじゃないかと思うんです。

個の限界?

数年前から「副業」「フリーランス」「ノマド」などのキーワードが流行っています。
働き方改革も進み、個人が稼ぐ時代がさらに進んでいくことが予想されます。
つまり「個」が大事だと叫ばれているのです。
ここまでは当たり前?

一方で「CHOCOLATE」といった大きな個の力を持った人たちが集まる集団も現れています。
これはフリーランスの人には大きなニュースかと思います。

個の力が大きくなっていく中で、個が集団になるケースが出ている。
一人でも十分稼げるだろう、というような人たちが集まるというのは一つの変化の兆しです。

要は「個」の限界を表す出来事とも言えます。

じゃあやっぱり個になるのは損なのか?

いやいや、なんにせよ個は磨かなしゃあねえ

これが僕の気持ちです。
個は磨くべきなのです。

たとえこれから集団の時代に戻ろうとも、結局は個なのです。
企業に勤める僕でもそう思っています。

会社にいようが一人で活動しようが、結局は個の力が大事です。
会社が守ってくれるということは決してありません。
(失敗した時の一次責任という意味では守ってくれるでしょうが)

だからこそ思う「色んなことに挑戦しよう」

会社にいるだけでは他の人と違った経験は積めません。
決してその会社の枠からは出れない、その会社に特化した人材になる可能性が高いです。

だからこそ、仕事以外で何か活動をすることが有効だと思うのです。

仕事で営業をしている人なら、仕事以外でクリエイティブなことに挑戦してみるのはいかがでしょうか?
エンジニアの方なら交渉術や営業力を磨いてみるのもいいでしょう。
異業種に挑戦するからこそ新たな景色が見えるでしょう。

実際僕は営業マンですが、こうやって文章を書いたり、プログラミングの学習に取り組んでいます。
ブログのサムネを作ったりもしているので、画像の選定や簡単な編集も行います。
幅広い分野の知識や経験をできていると感じています。

今後は動画制作やアプリの制作にも挑戦したいです。
そうやって色んなことに取り組んでさらに視野を広げたいです。

武器を持つには振ってみろ。

自分の武器を持ちたいと願う人は多いと思います。
僕もその中の一人で、自分の武器は何なのだろうと悩む日もあります。

でも、本当はそうやって空回りする時間すらもったいないのです。

何故なら「武器を持ちたい」と悩む前に僕たちがすべきなのは「色んな武器を試し振りする」ことだからです。

自分が大剣が武器だと思っていても意外とボウガンが合っているかもしれません。
弓矢が相性抜群だと思っていてもハンマーをぶん回す方が強いかもしれません。

それは試してみないと分からないのです。
とにかく体験してみるのが一番なのです。

Twitterで偉そうに言っている人の発言を鵜呑みにしている場合ではないのです。
自分の身を持ってぶつかるしかないのです。

さあ、武器を手に取るためにまずは武器屋に行きましょう。

noteの運営は1番の武器屋かもしれない。

そんなムカイが感じるのが「noteは武器屋として最適じゃないか」ということです。

記事を作るにはまずは内容を考える必要があります。(企画力)
その内容をより伝わるように文章を書いたり、注目してもらうために画像を作る必要もあります。(文章力。デザイン力)
せっかく公開した記事をより多くの人に見てもらうにはSNSでの活動が必要ですし、誰かに宣伝するのもいいでしょう。(マーケティング力)
もっと言えば動画や音声、写真などのコンテンツをメインとして載せることができます。(その他クリエイティブ)

こうやって考えると
自分で考えたものを形にして届けるというビジネスの最小単位を全て自分でコントロールできるのです。

この過程で様々な体験をすることができます。
そこから興味を持ってプログラミングやYouTube、新たな芸術やビジネススキルに取り組む可能性もあります。
そうなるとより自分の武器候補は増えていきます。

そうやって何本も試していくうちに、自分にぴったりの武器が見つかる可能性は上がります。
これは一つの会社でずっと同じ仕事をしているだけではなかなかできないことだと思います。

早めにやっておこう。

自分という最小単位での活動を増やすことで武器が見つかりやすくなる。

であればそれは早く取り組むべきです。

歳を取れば取るほど挑戦するリスクもハードルも上がります。
家庭を持ったり大きな責任を負うと、現状を変えにくくなります。

だからこそ学生や社会人の若手のうちに取り組むのがいいというのが持論です。

そう思って僕は今死ぬ気でこの文章を書いています。

僕自身もまだまだ試し振りの最中。
早く武器を見つけたいと願っています。

まとめ

・試し振りしないと武器は見つかんないよ。
・個の時代が終わっても、個の力は絶対にいる。

集団の時代がもう一度来るからと言って諦めるのはおかしな話なのです。
僕たちのような何も持たざるものは、まず自分を磨くことから始めないといけないのではないでしょうか。

情報に対する感度は大事ですが、それを受け取る自分のステータスを考慮しましょう、というお話でした。
自分自身、流されがちなのでしっかりと意識したいと思います。

それではまた!

ポケットライフvol.23

–ポケットライフとは–
「あなたのポケットに、人生をちょっと豊かにする一文を届けたくて」を
コンセプトにした、ベンチャー企業営業マン“ムカイ”のエッセイです。

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