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【コラム】プロ野球選手になるのか、「野球」をつくるのか

どうも、変化にもっと優しくなりたい、むじょうの前田です。

むじょうを立ち上げてもうすぐ1年半になります。今日までに「ライフエンディング領域で起業しようと思ってます!壁打ちさせてもらえませんか!」みたいなお願いを6件ほどいただきました。起業家が集まるコミュニティに属していることもあってのこの数字だと思いますが、多くのスタートアッパー達の目にライフエンディング産業は穴場だと思われているようです。

市場の急激な成長性、という意味での期待をしていた人からすると、私の話は絶望的にしか映らないようで、ライフエンディングの領域で腰を据る決断された方は今のところいません。もちろん、そういう方々を排したいわけではありませんし、できればもっと多くの同志が欲しいです。

「多死社会、人がたくさん死ぬならライフエンディング業界儲かるよね!」という思考で考えると、いい市場に映るのかもしれませんが...現状、葬儀業界は急速にシュリンクしており、急激な成長曲線を描くようなスタートアップを目指す人には向かない市場だと思っています。詳細は割愛します。

このnoteで伝えたいことは、ゲームチェンジはなかなか起きないけど、ルールチェンジはよく起きる、という話です。野球、サッカー、バスケといったゲームそのものはなかなか生まれません。しかし、大会によって、国によってなど、ルールは変わります。

定石(=ゲーム)はそう簡単にできません。ライフエンディング産業はちょうど定石構築期だから、生業を起こす「起業」よりも、業を起こす「起業」を志す人に合っている産業かもね!ということです。

プロ野球選手は野球を生業にする人で、野球をつくったとされるアレキサンダー・カートライトは業を起こした人、みたいな感じです。

どちらがすごい、という話ではなく、どちらも大事です。

むじょうは定石をつくる人になろうとしています。
定石のラフはこれです。

血縁主義的な弔いから、コミュニティ毎に立ち現れる弔いの形です。
インターネットが普及し、広くご縁が結べる時代ですから、弔いの「ご縁」もひと回り大きくしなくてはいけません。

そんなことを考えています。

それでは、今日はこの辺で。

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