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死にたい朝礼

秘書「おはようございます。今日の気分はどうですか!?」

社長「気分は最悪、普通に具合悪いです」

秘書「ありがとうございます〜〜今日は天気が良いんですけどね〜〜」

気分は看護師か介護士。

まあ、通常秘書業務からかけ離れすぎている会話だ。
なんでこんなことしてるかっていると…(以下の記事を参照。)

朝8時から1時間、何が楽しくてこんな会話をしているかと言うと、


『社長の体調管理』一択。

声のトーン、声の感じ、話すテンポ、出てくる内容(ほぼ向こうからの話題提供はないが…)から、体調が分かるのだ。

・声のトーンが高ければ自律神経が高ぶってるので、休めていない証拠

・声がかすれてるなら、直前まで寝られていたことがわかる

・話すテンポによって、抗うつ剤がどの程度効いているのかわかる

と言った感じでどうにか体調を把握していた。


突如の自殺未遂だったので、途中の業務も多々あった。

どのタイミングなら仕事の内容を聞けるのか、、、を把握するためにもこの電話は欠かせなかった。


自殺志願者と話をするにはコツがある。

一番大事なのは、

こっちが共感性を無視することだ。

例)

社長「死にたいです〜」

秘書「あ〜了解です〜今日の仕事帰り寄りますね〜」

我ながらまっったくもって文脈がない。頭がおかしいのはどっちだと言った具合だ。笑


毎度毎度死にたい感情に寄り添うことは無意味だ。

死にたいことに共感したところで何も生まれない。


その人の気晴らしになれば◎

何もする気がなくなってるうつ状態の人間の暇つぶしになれば◎


その人の力になろうなんて思ってはならないのだ。


自分が見返りを求めちゃうから。

自分がやってきたことを相手に求めちゃうから。

そんなのエゴなのにね。そしてうつ状態の人間にそんなことできないのにね。

だから、やるなら、自分の生活があった上でのボランティア精神をお勧めする。


続く★

ちょっとでもクスっとできたなら何よりです。 頑張れと私を想ってくださった優しい貴方、サポートしていただけると泣いて喜びます。会社では1人です。