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やりたいことがないのはダメなんですか?
人生でやりたいことはなんだ?どんなことをやりたいの?今後のキャリアは?
どうなんでしょう。この世の中、逆に聞きたい。
みんながみんなやりたいことがあるのだろうか?
この疑問を感じ始めて早4年。
何度も何十回も何百回も考えたけど、やりたいことは見つからない。
採用面接で必ず聞かれるこの質問に対して、
私みたいにやりたいことがない人っていっぱいいると思う。
だから改めて、
やりたいことがないことってダメなのか考えてみたいと思う。
大人を騙すことを楽しんでいた就活
ーーーー大学生の時ーーーー
イケイケの学生団体に所属し、やりたいことや自分の軸を決めよう的なワークを何度もやった。みんな次の週にはパワポに綺麗にまとめてそのまま起業した子たちもいたのに、私は何も出てこなかった。
やりたいことリストを書こうと言われて、
・美味しいものを食べる
・家族旅行をする
・1人で海外旅行に行くとか書いて’’来月できるな’’と思って提出できなかった。
ロールモデルを見つけようと言われたけど、この人みたいに生きたいな〜なんて思ったことはないから探したこともない。
————時は就活———-
やりたいことがないまま、軸がないまま、とりあえず大手の食品メーカー目指して就活をした。就活偏差値が高い順(知名度順)に書類をば〜〜〜っと送り、その場で作った目の前の大人が頷くような適当な志望動機を語った。この手法はかなりうまく行ってしまい、学歴はないものの面接まで漕ぎ着けたものは全ての会社で内定した。
チョロい…( ^ω^ )
なんの問題もなかった就活でのやりたいことがない問題。
本当に進路を選択するときもやりたいことはなかったが、
このまま会社に就職したら土日にスタバで愚痴を言ってる面白くないOLさんになるなと思い、内定辞退。
私はやりたいことがなかったので、
やりたくないことを除外する形で意思決定をした。
その時の最善策だと思ってのことだった。
もちろん親も学校も大反対したし、ここは壮絶極まりない話だった。
(長くなるのでここはまた今度にしよう。笑)
ただ自分の意志で決定したことだから後悔はない。
大企業に就職しておけば、、とか思うことも実際あるっちゃあるけど、それは今振り返ればそう思うこともあるってだけなので、おそらくその時の自分の中ではベストな選択肢。(ナイス、私。と本気で思う)
ミレニアル世代が一般的に言われていること
今更だが、お金2.0がしっくりくることを述べてくれた。
ミレニアル世代は1980年〜1995年の間に生まれた方で、ギリギリ私はその95年生まれだ。
>ミレニアル世代は衣食住などの必要最低限のものが揃った生活ができるようになり、物質的には満たされてしまっていて、これ以上どこを目指したら良いのか分からない。人生における目的・方向性・意義を多くの人が失ってしまった。
>ミレニアム世代以前はこれまで足りないものを埋めるために必死に頑張るという明確な方向性を持っていた。
社会問題に関心がないわけではない。
ただ、社会問題を解決したいかと言われたら全くそう思わない。
私は、私の周りの人を幸せにしたいと思う。
その一方で不完全燃焼のような気持ちを抱えていることも事実だ。
それでも私のやりたいことは見つからない
年齢一般的に言われていることからして見つかりにくい状況なのかもしれないが、2025年には労働人口の半分がミレニアル世代・Z世代と言われる昨今、人生の意義や目的を持たないで働くこともまた苦しい状況なのではないだろうか。
私も人生の意義とか、使命を背負って生きていきたい。
(単純にカッコ良い。だってマンガの主人公だから。)
ただこれまでのところ、湧き上がってくるものとか、降ってくるものはなかった。
やりたいこと(壮大な夢)がなくても別に良いのではないか。。
そんなことを机の前で考えていても、やりたいことなんて出てこない。
そこで一旦、私は肯定的に諦めることにした。
私にはやりたいことがない。だからなんだ、と。
そして今後、何かの拍子に出て来るかもしれない、とも思う。
万が一、今後やりたいことが出てきた時に「やりたい!!」と手を挙げて旗を振って全力のダッシュをかましてチャンスを掴みに行くためには、普段からそれなりの準備をしておかなければならないはずだ。
実力×コンディション
ここぞって時にアクセルを踏める力は残しておかなければならないから、普段から自分の持てる力の150%を出し切るのではなく、80%くらいで調整しておく。
手を上げた時に、きっちりできるだけの実力を持っておく、そんなところだろう。
想像の範疇にあるものは全て実現することができると言われる現代。
人間やりたいとさえ思えば全てやれるはずだ。
何が好きか、を考える
ただ好きなことはあるはずだ。好きなことを少しずつやれば良い。
好きなことが分からなければ、嫌いなことを少しずつ減らしていけば良い。
嫌いなことも分からなければ、12時間寝てみると良い。多分疲れてるから。
コロナがきっかけで休職したのは間違いないけど、実際にコロナにかかる直前は不眠症を発症していたから睡眠薬を飲んでどうにか4時間寝ていた。
会社を休むと決めたことで、寝られるようになった。
だから1か月くらい狂ったようにずっと寝ていた。
毎日目覚ましをかけずに10時間、二度寝して合計12時間。
相当睡眠負債を背負っていたんだなと思う。
そもそも何が嫌なのか、何が好きなのか分からなくなっていた。
好き嫌いのアンテナが麻痺して機能しなくなっていた。
よく寝られるようになって、
だんだんと嫌になってくることがわかってきて、noteを書き出した。
頭が整理されて、だんだん嫌なことが分かってきた。
毎日何時に起きるか分からないけど起きたら、その日したいと思うことをしてみる。
何もしたくないと思ったら家に引きこもる。
1週間もそんな日が続いてしまい、
引きこもってつまらないなと思ったら少しだけ外に出てみる。
飲みの誘いが来ても、あまり会いたくないなと思うようなら断る。
その人がどうかではなく、自分中心。全ての物事を決めるのは私の感情優先。
こんなリハビリ生活を1ヶ月してみた。
毎日詰め込まれた予定があってそれをこなしていく日々からしたら、
何もないカレンダーは不安で仕方がなかった。
でも、今は何でも書き込めるカレンダーだと思える。
少しずつ、「大人な自分」から「もっと素直な自分」になる練習をする。
そうすることでちゃんと好きなことは見つかるはずだ。
こうして私は
「やりたいことは、ありません。でも何かをサポートするのが好きです。」胸を張って、そう人に言えるようになった。
やりたいことがないのはダメなことか、ダメなんかじゃない。
好きなことがあって、好きなことをできて、何かやりたいことが見つかったときにやれる状態であること、それが1番大事なんじゃないかなと、私は思う。
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