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人間関係は、グレーゾーンが同じな人といる方がうまくいくと思う

こんにちは、むいかです。

人間関係は、「白黒はっきりしているところが被っている」よりも、「グレーゾーンの範囲や濃度が同じ」な人といることが上手くいくと思います。


例としてあまり良いものが思い浮かばなかったのですが、例えば、食事。

めちゃくちゃ洋食が好きな人と、和食が好きな人。趣味が合うに越したことはないですが、これってそんなに重要じゃないと思います。

それよりも、
自分の箸で大皿のものを取って良いかとか、
話す時箸を置いて良いかだとか、

「わざわざ話すことでもない」とされているもの。
でも自分と違うと気になるもの。
マナーでいったらダメだけど、ある程度目を瞑る人もいるもの。

このように、一見取るに足らない微妙な部分である「グレーゾーン」がうまく被っている人同士が、一緒にいて心地よい関係が築けるのだと思います。


あくまで例なので、食事の好みってそもそも白黒とかじゃないだろうというツッコミはご勘弁を。



さて、グレーゾーンが違う相手と長く関係を続けるためには、

・自分と違うグレーゾーンを素敵だと思える
・自分もそうなりたいと思える
・そもそもグレーゾーンを気にしていない

これらに当てはまっている必要があると考えます。

ここで肝なのは、グレーゾーンを「許せる」は危険であるということ。最初のうちは「許せる」かもしれません。しかし、これがチリツモとなっていきなりストレスMAXになりやすいのです。


しかも、上であげた3つも、ある日突然しんどくなる可能性を秘めています。最初は「自分と違う価値観で素敵」と思っていたのが、だんだんそうは思えなくなっていく…。

なかなか難しいですね。




マッチングアプリのCMで、この選び方は失敗するのでは…と思っているものがあります。

自分の趣味と合わない人はどんどん交代していき、最終的に「〇〇が好き!」で被った人と会う!みたいなやつ(うろ覚え)。

理由は繰り返しになりますが、趣味が合う=感覚が合うとは必ずしも限らないからです。


同じ映画好きでも、数を沢山見たいのかもしれないし、一つの映画をじっくり考察したいのかもしれない。

逆に映画は興味がないけど、一つのものに対して時間をかけて考えるべきと思っている人は意外と歩調が合うかもしれない。


趣味が違う人の方が意気投合したりするんですよね。これは要するに、「価値観が近いか否か」です。

グレーゾーンって、結構今までの人間関係や環境によって培われてきた根底の価値観に基づいているものなんだと思います。

マッチングアプリの特性上、ある程度の共通点を見つけて選ばなければどうしようもないので仕方がないとは思いますが。


もちろん、価値観が違う人とも良い関係が築けることもあります。自分の刺激になったり、視野を広げることができたりするでしょう。

しかし、恋人や、パートナーや、日常生活を長く一緒に過ごすような相手であれば、このグレーゾーンの被り具合というのは非常に重要だと思います。


別にぜんぜん気にしないわ!という方は、グレーゾーンが被ってなくてもいい!というグレーゾーンが同じな人が多分合います。


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