隙ありゃすりすり

子育て、昔と今では違うことっていっぱいありますよね。
その中でも、「同じ箸を使わないようにする。」といった、虫歯菌対策が特に違うなぁと思いながら子育てをしているところです。

自分が小さいときは、両親が自分の箸で取り分けてくれることも多かったし、ソフトクリームだって親が食べてるのをもらったり、その逆もあったり。
それが一般的だったと思うのだけど、今では基本的にはダメとされていますよね。

これ、しんどい。

いやね、そりゃあ虫歯にならないにこしたこたぁないですよ。
やっぱり歯は大事。人生で食の楽しみって僕としてはかなり大きく感じているし、これを生涯にわたって楽しむために歯は必要不可欠でしょう。。
でもね、でもさ、だけどもだっけどですよ。

子どもとちゅーしたくなるじゃん！

この欲求と戦い始めて早５年。
娘と息子の近くに顔を常に置いておいて、事故と見せかけてのちゅーを何度か楽しむことが精一杯だ。
息子はスイッチが入ると、殺人鬼的な顔で唐突にちゅーをしてくるときがあって、ちゅーされたときにゃ「アンッ。」てたまになるのだが、これがすこぶるうれしい。ポッ。
娘は基本的に小さいときからそういう事故が少なく（事故といっていいかどうかはもはや怪しい。）、夜寝ぼけてごろごろしているときに不意に当たったことが数回といったところだろうか。
それも例外なく「アンッ。」てなります。ポッ。

でも欲をいえばもっとちゅーしたい。
ちゃんとしたい。
わが可愛すぎる娘と息子への愛はちゅー以外ではもう、表現できないんだぁぁぁぁああ！

妻「ダメ。ゼッタイ。」
僕「はい…。」

なので、ちゅーは諦めているし、１００％徹底出来ているとは言わないけど、食事の箸とかも気を付けて過ごしている。
でも、でもそれでもあきらめきれないこの思い。

というところで、すーーーっと近づいて、ほっぺた同士をちょっとすりすりすることを楽しんでいる。
これは妻も容認してくれている。と思う。

でも、世の女性が痴漢的な触り方を一瞬で見抜くように（妻が事故的な触り方とそうじゃないのは一瞬で分かると言っていた。女性は大変だ本当に。痴漢は〇ね！とゴールデンスランバーと同じように思う。）、故意的なすりすりは一瞬でバレてしまう。
娘には大分前からばれて、今じゃすりすりできたとしても１秒くらい。
息子とはけっこう出来ていたのだけど、ここ最近はすりすりしていると、「じゃらじゃらぃやー」（ひげがじょりじょり痛いからやめろやパパ）と言われるようになってしまった。
脱毛する日も近い。

はぁ。でも娘と息子の成長のためにも、過度なスキンシップはそろそろ控えなくてはいけないとは重々承知なので、なんとかこの気持ちと折り合いを付けて、生きていきたい。

どうか、ものづくりの達人の方々。
娘と息子とのほっぺすりすりの疑似体験ができる、とびっきり可愛くて触り心地も抜群な商品を発売してくれることを切に願っております。
クラウドファンディングなら満額出そうと思うので、その際にはご一報をお待ちしております。（なんだこれ）

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