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あんまり「エモさ」を大量消費しない方がいいと思うんです。

思うんですよ。

 エモい曲、なんか最近めっちゃ増えてるような気がするんです。すげえエモくてカラオケとか行ったらめちゃくちゃ気持ちよく歌えて半分射精したあとみたいな気分になるんですよ。


 でも、そういうものって流行り廃りがかなり激しくて、数ヶ月前に聞いてた曲のことなんかもう忘れてたりもする。
 ちょっと前までドライフラワーで盛り上がってたと思ったら、ちょっとすると怪獣の花唄だったり、またちょっとするとsubtitleだったり、今だとアイドルがその位置にあるのかな。新しい「エモ」が生まれたらすぐに飛びついて、脳を「エモ」漬けにしてる気分。


 全然音楽理論とか知らないからなんのコードがエモく感じるのかとかは知らないけど、なんかこう、甘いの食べた後にしょっぱいの食べるみたいな感じで、聞いてると気持ちよくなれる音楽だから毎日のように聞くけど、そのうち食べ傷気味になってきて聞かなくなって、他の曲で味変して、飽きたらまた移って…みたいなのの繰り返しをしてると、なんか体に悪いんじゃないかってだんだん怖くなってくるんですよね僕は。


 でも、別にそういう曲がたくさん生まれることは全然嫌じゃなくて、気持ちよくなれる音楽がたくさんあることに僕は感謝するんですけど、同時にどっと疲れもする。
 脳内報酬系がバカになっちゃいそうで怖いけど、でも快楽に依存してしまって聞いてしまう。所詮娯楽なんだからそれでいいっていう言い分はすごくわかるんだけど、"快楽に支配されてる感"を認識してしまった後からはこういうのがとても怖くなった。

 とはいえ、健全な快楽の充し方だとは思う。お酒に走ったり薬物に手を出したりするよりよっぽどいい。


というかよくよく考えたら全然やばいことでもないな。


シュガビタ聴こっと♪

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