生きにくい世の中で

やっほー、むぎです。またなんとか生きていました。

お風呂入っていたんだけど、考え事しながら髪洗ってたらシャンプー終わった後コンディショナー出して顔につけてた。自分で笑っちゃったよ。ごしごしする前に気付いてよかった。大惨事。

何を考えていたかというと、自殺について。

わたしも自殺したいと思ったことあるし今だって生きていきたいわけじゃないから、他ごとだと思えなかったのかな。

Twitterを見てたら、誹謗中傷がトレンドに入っていて、人気番組に出ている方が亡くなったという。全然テレビ見ないから誰かも分かんなかった。

なのに悲しくなった。その方に対するツイートが悲しい。みんながみんな、揃って「いい子だったのに」「誹謗中傷ひどい」って言ってて、少し気持ち悪くなった。

人が一人死んでからしか声を上げられない世の中なんて悲しすぎる。

人が一人死んでからしか気づけない人間は愚かだ。

みんなは今やっと「誹謗中傷がひどく」て「いい子であった」ことを知ったの？

それなら本当に悲しい人間たちだね。

死んでから「いい子だった」なんて、死んでも言われたくない。

ねえお願い。悲しい振りなんてしないで。

なんにもできなかったわたしたちはみんな等しく、あの方の味方ではなかった。

見て見ぬ振りするくせに、助けも支えもしないくせに、

誰も見えないところでだけ「私は味方だよ」、

死んでしまった時にやっと「私は味方だったのに、死ぬ前に言ってくれたらいいのに」って、

ずるすぎる。

保身をしながらかけられたことばなんて何にもならない。心がさらに死ぬだけ。

ただ目の前で死んでしまったら自分が嫌なだけ。ただのエゴ。

助けたふりしたいだけ。心配なふりしたいだけ。気にかけているふりをしたいだけ。心を痛めているふりをしていだけ。そうすることで優しい人だと他人に思ってもらいたいだけ。全部自分のため。

そんな気持ち悪い世界から、早く抜け出そうよ。わたしたちは生きてるんだから。操り人形じゃないよ。自分の意志で嘘で固められた世界から逃げよう。

声を上げよう。