カネコアヤノさんを聴いてほしい

こうやってパソコンに向かっていたりごはんの支度をしていて、ふっと気がつくと頭の中でカネコアヤノさんの曲が鳴ってるのがこぼれ落ちてきたりするのだけど、どうしたことだろう。最近ずっとだ。

夜　街へ出る　らららら～るるるる～

鼻歌を～ついつい歌ってしまーう

（かみつきたい/カネコアヤノ）

散文っていうのかな？詞の形態はよく知らないけど、なんていうか自然に出てきたものをそのまま歌にしたみたいで、鼻歌のいいとこ取りみたいな歌を歌うと思う。

それで彼女の自然で楽しそうな様子がなんとも心地良くて気がついたらYouTube見たり配信見たりしている。音楽と戯れているような、音楽の世界の住人みたいな彼女の佇まいから発せられる音楽は形容しがたくて、でも目が離せなくて。そんなに簡単に入り込めないような世界にいるようなのに、人懐っこい。人懐っこいけどさっぱりしてる。

彼女の音楽を優しいと形容している言葉も見かけたけれど、その通りだと思う。

この曲を聴いてほしい

愛のままを　/　カネコアヤノ

ばかみたいだなあ　めんどくさいって
そういうときもあるよ
シラケたふりして小石を蹴った

みんなには恥ずかしくて言えはしないけど
お守りみたいな言葉があって
できるだけ　わかりやすく返すね
胸の奥の燃える想いを

どこへ行こうか　雲がひとつもない
久しぶりの天気
泣かせた誰かのこと思い出したって仕方がない日
できるだけ上を向いて歩いていこうね
子猫のフリして　空を仰いだ　空を仰いだ

美味しいものを食べな　できる限り遊びな　恋をしな
結いた髪の毛が乱れるまでいけ

あなたには恥ずかしくて
お守りみたいだ　振り絞った言葉は
できるだけ　愛のままを返すね
胸の奥の燃える想いを

みんなには恥ずかしくて言えはしないけど
お守りみたいな言葉があって
できるだけ　わかりやすく返すね
胸の奥の燃える想いを

今、何がって訳でもないけれど、なんとなく不安だったり、ちょっとへこんだり、ちょっと落ち込んだり、そんな人に届いてほしくて。そしてカネコアヤノさんを知ってほしくて。

きっと必要なひとに届くと信じて。