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家のこと①リフォームについて

今月の半ばに家の契約をしに行く予定。契約後すぐにリフォームを入れてもらう手筈になっているので、夫と相談しながら仕様を固めていった。これまでのことはこちらのブログに。

できるだけ自然素材のものを使いたいと思い、以前からいろいろと調べていたのだけど、残念ながら叶わないものもあった。杉板外壁メインで建てている会社の方々がよく使っている木材保護塗料「ウッドロングエコ」を使ってみたいと思っていたのだけど、

お願いする工務店では、使ったことがないので仕上がりや経年変化の保証ができないとのこと。もうひとつの候補だった「キシラデコール」になった。

階段の壁紙は、本当はシナ合板貼りにしたかったけれど金額が高くて諦め、でもビニールクロスはいやだったので紙素材のクロス「エコフリース」を提案したのだけど、

内装屋さんから「特殊なクロスなので専門業者にお願いすることになってしまう」との回答。なのでこちらも却下。夫はそのあたり興味がないので、なぜ私がそこまでこだわるのか、よくわからんという感じ。結局ビニールクロスに決定。

ビニールクロスは呼吸できないので内部が結露しやすいし、可塑剤の劣化で縮んでゆくので、将来的にまた貼り換えになるとかえってコストがかかると思うんだけどな。階段だから足場代もかかってしまうしね。

まぁ、いいかー。ふたりの家なので私の意見ばっかり主張してもいけないよね。希望を聞いてもらってる部分も多いのだし。

そう、いちばん嬉しいのは杉板の外壁。現状も杉板なのだけどペンキで色が塗装してある。劣化も進んでいるし、木目を生かしたかったので新しく張ってもらうことにした。住むなら板張り外壁の家がいいなと思っていたのですごく嬉しい。

あと、リビングとダイニングキッチンの床を無垢材にしてもらった。これもずっと温めていたこと。これまで住んでいた賃貸の床材は、メンテナンスのこともあってか合板やクッションフロアが主だったから、自分で選べるなら無垢材にしたいと思っていたのです。

工務店さんからの提案は檜(ひのき)だったので、きっと良い香りがするんだろうなぁと今から楽しみにしているところ。こちらもウレタン塗装ではなく、自然素材のオイル等の仕上げでお願いした。

古い家だからこれからもメンテナンスにお金がかかると思うので、欲張ってあれもこれもとお金をかけず必要なことだけに留めた。後は住みながら自分で手を入れようと思う。今まで賃貸だったから出来なかったけど、自分の家ならやってみたいことがいっぱいあるのです。

野菜作りと同様、手間をかけることを楽しいと感じるかどうか。現代ならお金を出せばなんでも簡単に手に入るのだもの。

お金を出して買うのが当たり前って思ってたものを、なんでもいいから自分の手で生み出してみたときの楽しさ、達成感や愛着。この地球にしっかりと根っこを張ったような安心感が芽生えると思う。

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