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【前編】2020年 麦的Game of the Year

これをやらないと年が越せない!
俺が選ぶ2020年 Game of The Yearはこれだ!

今年もついにこの季節がやってまいりました。
皆様、2020年はいかがでしたでしょうか?
コロナウイルスが猛威を振るう中、活動も制限され、やりたいことが思うようにできなかった方も多いのではないでしょうか。

しかし!僕たちゲーマーにとっては去年と変わらず熱い1年だったことでしょう!
ステイホームの時間は僕らにとっては作品を消化するのに大切な時間。
そんなゲーマーたちの声に応えるかのように、今年も面白い、上質なゲームがたくさん世に送り出されました。
そんな今年のゲームを総括して、1年を締めくくりましょうぞ!
それではいってみよう!

※個人的なGOTYであり完全主観批評です。
 今年クリアした33作品の中からピックアップした順位となります。

10位:Biped


半3Dの協力型プラットフォーマーゲーム。自キャラの「足」のみを動かすことによって、パズルをクリアしたりアクションしてゴールを目指す。
プラットフォーマーとしての目新しさがあるわけではないが、「足」だけを動かすという不便な操作方法をプラットフォーマーの面白さにうまく変換できている。すごい。

特に楽しいのが協力プレイだ。相手の考えていることと自分の考えていることをすり合わせたり、まま発生するミスコミュニケーションに四苦八苦したり、相手とのやりとりを引き出すようなゲームのつくりは非常にクオリティが高くプレイしていて楽しい。

また、パズルパートとアクションパートの比率、テンポも整っていて快適に進められる調整だった。
パズルやアクションの難易度はそこまで高くないし、キャンペーンも3時間程度で終わるのでサクッとコミュニケーションをとりながらゲームを楽しみたい人のはおすすめの一作。

9位:VaderImmortal


今年購入してよかったものランキングをつくるなら、Oculus Quest 2は確実にランクインするだろう。
現時点で最先端を行くOculus Quest 2はコストパフォーマンス最強のVRデバイスだ。
しかし、どんな高性能デバイスでも遊ぶゲームがなくては話にならない。
そんなOculus Quest 2で最初に購入し、遊んだゲームがVader Immortalだ。

まぁもともとSTAR WARSシリーズは全部見ているし、あの世界をVRで味わえるなら楽しいだろうな~と気軽に購入したのだが、これがどうして面白い。
ライトセイバーでチャンバラはもちろん、フォースで敵をバッタバッタなぎ倒していく感覚が、まるで自分を本当の映画の主人公のような気持ちにさせてくれる。

特にすごかったのが「はしごを登る」アクションだった。はしごを手で掴んで上に登っていくのだが、手を下にするたびに本当に自分の体が上に登っていく感覚があり、VRによって脳が騙されてる感じがビンビンした。

エピソード形式で3部作構成となっているのだが、ストーリーの展開や盛り上げの演出などが、回を追うごとにクオリティアップしていくので、最後までプレイすることをおすすめする。
(エピソードをバラ売りですべて購入した3日後にバンドルでセールになったのはいただけなかった。くそう。)

8位:Call Of Duty Black Ops Cold War

最近のCoDは、正直面白くなかった。空中をビュンビュン飛ぶAW時代は動体視力が追いつかなかったし、原点回帰したWW2もあまり惹かれなかった。
しかし、あの伝説的なCoD BOの正式な続編となれば話は別だ。
結論から言うとCall Of Duty BO CWはCoD BOの影響を色濃く受けながら、続編として遜色ないクオリティの完成度だった。

冷戦という時代の空気感はオブジェクトの一つ一つから滲み出していたし、BOのオチだった「あの展開」をリスペクトしながら、新たな表現手法で物語に決着をつけたラストは素晴らしい。
また、近未来を舞台にしたCoDMWから「あの人物」が登場したり、過去と未来をつなげることができた作品だっただろう。

また、PS5の特徴である「アダプティブトリガー」の恩恵をぞんぶんにい生かして没入感を高めていた。銃を撃つ感覚は銃の種類ごとに振動が調整されており、ショットガンの感覚やサブマシンガンの感覚がダイレクトに伝わってきた。お気に入りはハンドガン。引き金の重さが好き。
ただし、マルチプレイモードではトリガーの重さで相手に打ち勝てなかったことはマイナスポイント。マルチプレイでは設定でオフにしておこう。

マルチプレイはそこまで遊んでいないのだが、キルストリークに必要な得点が高く、なかなストリークをゲットできない調整になっていた。
僕の青春だったCoDMW2~MW3くらいまでのほうがマルチプレイは面白かったと思う。たぶん。

7位:Hyper Light Drifter

今年遊んだインディーズの中では一番面白かったと言っても過言ではない「Hyper Light Drifter」。
2Dのアクションゲームである本作は、ドット絵の緻密さはさながら世界観も完成されている。ジブリに影響を受けていそうな音楽や背景に、ゼルダ伝説のようなアクションが加ることで今までにない新しさを生み出している。

難易度はそこそこ難しく、死にゲーと言っても過言ではない。自機はブリンクを使えるのだが、ブリンク回数にも制限があり、もたもたしていると敵の攻撃をすぐ食らってしまう。
また、回復アイテムにも制限があり、うまくマネジメントしないとボス戦や道中で苦労することになるだろう。

個人的には事あるごとに主人公が吐血するのが好きだった。
最後の方は、「あ、こいつここで吐血するな」と思ったら吐血してたし。
体弱い系主人公っていうジャンルがあるなら間違いなくジャンルイン。
そのわりに吐血してないときは高性能だけど。

どうやら続編の制作が進んでいるらしいのでそれも楽しみ。


6位:BIOHAZARD RE3

我らがカプコンさんの今年の目玉の一作。まさか本作が発売される頃にはハッキング事件なんかが予想できるわけもなく、僕の履歴書も今頃ネットの海に漂っていることでしょう。

BIOHAZARD RE2の出来が本当に良かったために続編としてハードルが上がりに上がって可愛そうだったゲームという感じ。
ゲームとしてのクオリティはそれでも凄まじく(さすがカプコン)、オリジナル版をプレイした際の記憶はもうほとんど覚えていないのだが、オリジナル版やRE2よりアクション要素を進化させたBIOHAZARDだったと言えるだろう。

最大の敵にして、ボス戦全部こいつじゃねーか、の「ネメシス」さんとの乳繰り合いは、時に激しく、時にうざく、時にビビりまくりであった。
最後のラスボス戦のロマン砲の演出がかっこよすぎて、ほぼそれだけでこの順位までこれたのではないだろうか。ロマン砲は強し。俺も撃ってみたい。

あとジルが可愛い。そんな可愛いジルを痛い目に遭わせたがりなスタッフ、ドSだと思う。
寄生とか言うステータスは性癖もろ出しだったけど、そういうのは割と好きなのでスタッフさんの心のままにやってほしい。



後半へ続く!

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