やってんな。

どうも、私です。

今日は、「やってんな、と思った話」をします。

お付き合い下さい。

姉は、多趣味な人間だ。
そして、その趣味を広げる為に知識を仕入れることを怠らない。


見習いたい、その姿勢。


なのだが、それがいきすぎて、姉は時折、こちらが勘違いしてしまう言動をするのだ。


例えば、犯罪もののドラマを見ていた際に、お薬を使ったらしいという表現が見られたとき。

姉「この脚本家はダメだな!無知だ!」

と、姉は突然怒り出した。

私「え、何で」

姉「このお薬で、こんな幻覚症状が出るわけないし、そもそも脳内シナプスがかくかくしかじかだから、この脚本家はダメ!勉強し直せ!」

私「お姉ちゃん」

姉「ん?」

私「やってんな?」

姉「やってないよ!本当よ!」

私「お薬キメたね?(某CMの言い方」

姉「キメてないよ!本当よ!信じて!!」



実際、姉はお薬をキメたことはないので安心して下さい(?)。



また別の日、ちょっと描写が過激なものを見たとき。

私「うへぇ……」

姉「違うよ、バカ!」

その描写にメンタルをやられかけている私の隣で、姉はまた怒り出した。

私「何が……」

姉「関節からいくんだよ!下手くそだな!代われ!!」

私「お姉ちゃん」

姉「はい?」

私「ヤッてんな?」

姉「ヤッてないよ!本当よ!」

私「この間のお薬と言い、ヤッたことある人間の突っ込みなんよ。笑」

姉「ヤッてないよ!本当よ!信じて!!」

そんな姉の気になることは、大きい部位は最終的にどうするのかだそうです。


それでも、姉はヤッてない。



ちなみに、姉の多趣味は医療でも発揮されるので、『保健室の姉』と私は呼んでいる。

私「お姉ちゃん、これ何だと思う?」

姉「あー、湿疹だね。見た感じ、あんたが持ってる薬でも効き目はありそうだし、調べてみた感じでもそうだと思うけど、一応皮膚科に行きな」

その後、皮膚科に行った私「お姉ちゃんの言ってた通りの診断だったわ」

姉「お大事に」

父「ガーゼがない……」

姉「あるよ、私の部屋に来な」

父「ありがとう。助かった」

姉「まだあるから、何かあったら声かけて」

と姉の部屋は本当に、保健室のようにいろいろと取り揃えてある。

姉「足ぶつけて痛いから、湿布貼った……」


やってんな、おい。



よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧