見出し画像

『ANE COFFEE』開店の話

どうも、私です。

12月到来!


…嘘やん。


というわけで(?)今日は、「お出かけできないなら、おうちカフェを開けばいいじゃないと姉・アントワネットがおうちカフェを開いた話」をします。

お付き合い下さい。

姉「ねー、むぎちゃん♪」

私「はい」

姉「こっちむいて♪」

私「はい」

昨年のお誕生日前。
ムーミンの歌に合わせて、姉が言った。

姉「お姉ちゃんは、思いつきました」

私「何を?」

姉「あなたのお誕生日に予定していた純喫茶巡り中止に伴い、おうちカフェを開催することとする!」


お出かけできないなら、おうちカフェを開けばいいじゃない!


私「姉・アントワネット……!」

お誕生日当日。
王妃様・姉は、大量の材料を持って、我が家に凱旋帰宅。

姉「これ、メニュー表ね」

手渡されたのは、メニュー表。

『ANE COFFEE』と書かれたそれは、本物の店のように作り込まれていた。

画像1


姉「ご注文は?」

私「青いソーダとピザトースト」

姉「かしこまりました」

ワクワクしながら待っていると、ピザトーストとブルーキュラソーを使った青いソーダが、運ばれてきた。

画像2


私「いただきます!」

姉「召し上がれー」

完全に『ANE COFFEE』に来た客の気分で、ピザトーストを頬張り、青いソーダを飲む。

私「店長!」

姉「はい」

私「美味しい!」

姉「ありがとうございます!」

それから私は、『ANE COFFEE』に1日中入り浸り、ランチも食べた。
すると、客がやって来た。


父である。


父「クロックムッシュって何?」

姉「食パンにホワイトソースとハムを挟んで、さらに上からホワイトソースとチーズを掛けて焼いたものになります」

父「?」

姉「グラタンパン!グラタンパンみたいなパンや!」


店長ブチギレ。


父「クロックマダムは?」

姉「クロックムッシュの上に、目玉焼きを乗せたやつ」

父「ふーん」

姉、私「(興味ないんかい」

私「クロックムッシュとティーソーダ、下さい」

父「俺、クロックマダム」


食うんかい。


数分後、それぞれにクロックムッシュとクロックマダムが運ばれてきた。

画像3


私「美味しいー!」

父「何これ、美味い」


よかったね。笑


この日。
『ANE COFFEE』は大盛況だったが、1日限定開店だったのでその日のうちに惜しまれつつ閉店した。

姉「どうだった?」

私「美味しかったです」

姉「よかったね。笑」

私「また、お願いします」

姉「はーい」

ちなみにあまりにも出来が良すぎて、私はまだ『ANE COFFEE』のメニュー表を持っている。


だって、また開店するかもしれないじゃない!?←


よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧