姉の話
姉は、父と母の娘で私の姉。おじいちゃんとおばあちゃんの孫第1号で神ベロの持ち主。
姉は、何でも出来る。
留学したわけでもないのに、英語が話せたり。勉強が出来ない私の為に、家庭教師をしてくれたり。
「大学に行けよ」
と誰もが言いたくなるほどの知識を持っているのに、本人にはその気がなかったり。1度食べただけのタコライスを神ベロと調味料の神がかり的な調合によって、忠実に再現したり(スイートポテト事件も、姉がいなければ迷宮入りだった)。
とにかく、何でも出来るのだ。
でも時々、姉は爆弾を放り込んでくる。
姉「むぎ、どうしよう」
私「何が?」
姉「バスの降車ボタンが点かない」
よく見るとボタンじゃなくて、“次とまります”の表示部分を連打してみたり。パスタ以外の麺類全般がことごとく啜れなかったり。お箸も使えるし、どちらかといえば山菜蕎麦やめかぶなど渋い食べ物が大好きなのに、姉の高校時代の同級生に、
「お箸は使えないし、和食は食べないんだよね?」
と勝手に思い込まれていたり。英語は出来るのに、日本語は苦手だったり。
私はそんな姉ボムを被弾に被弾しまくっているので、姉が可愛くて可愛くて仕方ないのだ。
もう、お姉ちゃんったら。
\次とまります/
ちなみにここだけの話。
家族写真や友達と遊んだ時の写真、旅行に行った時の写真がいっぱいの私のカメラロールだが、ダントツで多いのは姉の写真や動画である。
だって可愛いんだもん。
よろしければ、お願いします。 お願いします!!(圧