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なんで行先に入れたのか思い出せない神社

年末30日の早朝、年始を伏見稲荷大社で過ごすために関西に向けて神奈川を出発しました。

まだ日が昇る全然前、まずは箱根の九頭龍さんへ。

箱根の九頭龍さんは、私と馴染みが深く事あるごとに関りを持っているのですが。その頻度が高いせいか生活の一部に入り込んでいるので、ブログなどに書く話題として意識していないせいか気付くと影が薄くなっています。

と、まあ、そんな九頭龍さんですが。まだ外は真っ暗で、もちろん本宮の方は開門時間があるため箱根神社と隣接している「新宮」の方へお参り。

サイト「屋悪露図の神」明るい時間の「九頭龍神社・新宮」

九頭龍さんと少しお話。どうにも、何年かしたら関西方面への引っ越しをするかしないか決める時が来るらしいです。

今でも、そこは結構考えてはいるのですが「今じゃない」らしいです。

私の「縁」的には島根の出雲ではなく、奈良辺の「出雲」に強く縁があるようです。
つまりは、大和朝廷に滅茶苦茶に虐められた地域ですね・・・。
うーん、複雑。

次は、静岡県浜松市にある「天王宮大歳神社」へ向かいます。

急ぐ旅でもないので箱根を出発して、ひたすら国道を走ります。

車を走らせながら、ふと「何で、天王宮大歳神社を行先に入れたんだっけ?」と。

考えても思い出せない。良い神社なのですが、もう二十年近く足を運んでいない神社です。
年末の関西に行く途中に入れる要素が見当たりません。

うーん・・・。

結論から言うと「多分、呼ばれたんだろう」って所に落ち着くのですが。

こんな風に無意識のうちに「行く場所」に入っている所は大抵、何かの意思が働いています。

皆さんの場合でも旅行に行って、全然予定になかった場所に気付いたら立ち寄った。選択肢が「そこ」しかなかったなどの場合「呼ばれた」可能性が大きいです。
縁が全くない神社に立ち寄るという事は、ほとんどありません。

普段、明確な「呼ばれ」があって神社に行く私のような人間の場合。この「仕向けられ」て行く事になる時は戸惑います。

何と言うか、こう「呼ばれ」があっていく場合は「自分の意思」があっていくのに対し「仕向けられ」て行く場合は「自分を操縦」されている感じに多少の気持ち悪さがあります。

でも、納得は早いんですけどね(笑

ここではお客様と一緒に参拝する約束をしています。

そして一緒に「天王宮大歳神社」へ。

並んで参拝。

「天王宮大歳神社」の祭神は、色々と書かれていますが。

一言で言うと「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」の神社です。

由来を見ると「天王宮」「天皇宮」「大歳神社」を合祀した神社とされていますが、そもそも神社名から「天皇」が抜けている所が既に、それは形だけ言っている感じです。

「天王宮」「大歳神社」だけの合祀が本来的な神社です。

祭神を見ても「天王宮」には素戔嗚尊から櫛稲田媛命(くしいなだひめのみこと)、大己貴尊(おおなむちのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、 経津主命(ふつぬしのみこと)、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)、太田多根子命(おおたたねこのみこと)

伊邪那岐尊、伊邪那美命を除けば、「素戔嗚」ではなく「出雲」という括りで見れば、全て「出雲の血」が入っている神です。

そして、伊弉諾、伊弉冉も、「中央政権(朝廷)」に殺された神です。

また、説明は省略しますが「天王」は単純に「牛頭天王(ごずてんのう)」からで。牛頭天王は、そのまま素戔嗚尊に変換されます。

大歳神社の「大歳神」は言わずと知れた素戔嗚の子供です。この「大歳神」も、また詳しく書いていくと面白いのですが、今回は割愛。

そして「金神信仰」も、この神社にくっついているのが露骨に「素戔嗚」主体の神社だなって感じです。

「金神」とは方位の神で意は「犯してはいけない方角」です。

その年に、この神がいる方角に行くと大きな禍が起きるとされています。

この「金神」は、昔の朝廷に忌まれた凶星「金星」と同一視され。そして忌星=素戔嗚でした。

これに関して私も上手く説明できないため良い説明ページはないかと探したところ,、これが全てではないですが「スピリチュアル的思想を入れていない」説明で一番良くて、分かりやすいサイトを見つけたのでリンクしておきます。

この素戔嗚(出雲)-金星ー金神が、この「天皇宮大歳神社」の本質です。

話は戻り、参拝の時に何か教えてくれるかな?と思いながら参拝すると言われた事は一緒に来ていたお客様の事。

いや、それは良いのですが。なんか感覚的に、それだけで「呼ばれた」訳でもなさそうなんだよなーと。

そうしたら「摂津(せっつ)行け」とだけ言われたので、行けたら行こう、くらいの感覚でいた「摂津国一宮・住吉大社」行きが自分の中で確定。

お客様と別れ、とりあえずここからは高速に乗ります。

それでも住吉大社に着いたのは夕方も回った頃。

住吉大社は夕方に閉門してしまうので、近くに宿泊。宿が駐車場ナシでしたので、近くコインパーキングに入れようと・・・。

ふぉっ!高い!既に正月料金!?

でも、なんだか車を走らせたら大丈夫な感覚。

感覚に従って少し先の裏道に入ると正月も通常料金の駐車場発見。しかも、丁度車が出て行って満車表示が空になります。

ここ。住吉大社に例祭日等に車で行く方は参考にしてください。

無事に車を止めて、宿に向かいます。

で、次の日。

31日で少し混みそうなので朝の7時にチェックアウト。

車に一度戻り、住吉大社まで歩きます。

なんとなーく歩いて行きます。

今回は「呼ばれる」より、なんとなーくの緩やかな感じでが良いっぽいので住吉大社方向に向かいながらも足の向くまま気の向くままに歩いて行くと。

あら、大歳神社。

参拝してみると、前日の天皇宮大歳神社は「住吉大社」に行かすために大歳神社を介しての遠まわしな「呼ばれ」だったみたいです。

住吉大社は、スピリチュアル的に日本の歴史を見た時に「終わり」と「始まり」を象徴しているので、現在「転換期」の私には必要な場所だったようです。

とは言っても、住吉の大歳神社(大歳社)は金運融通で有名。

今年、来年あたりに独り立ちさせたいお弟子の事をお願いしておきます。

住吉大社は本殿は、もちろんなのですが外の摂社末社を回らないと本質に辿り着けないので、どちらから回るにせよ時間を掛けて全て回るのをお勧めします。


浅澤社
祭神・市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)



楠珺社(なんくんしゃ)

祭神・宇迦魂命 (うかのみたまのみこと)

楠珺社(なんくんしゃ)は、大阪の招き猫さん「招福猫」で有名
ハードな招き猫集めでも有名(笑


まだ、たくさん摂社末社はあるのですが今回は、ここまで。

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