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祈祷師から見た世界

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あなたの暇つぶしになれば嬉しい 祈祷師から見た、あやふやな世界のお話 祈祷師・スピリチュアルガイド夢我一全(むがいちぜん)が訪れた神社のお話や、その神社の本当の御利益。神様…
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#一度は行きたいあの場所

短めコラム・人は同時にいくつもの「生」を生きている・命の共有

一昔前に「前世」と言う言葉が流行りました。 過去世を見てもらった人も居ると思います。 その時期は、どこもかしこも前世は「お姫様」や「源義経」だとか「織田信長」の人がいっぱいいましたね。 今回は、そんな「前世」の事と似ているけれど、少し違うお話。 本来、私達の「魂」は神仏と同じ場所から来た同種のエネルギーです。 神仏世界には全てがあります。 そこには世界全てが含まれ。人ひとり、それぞれの世界。また、その一人から派生する全ての結果がある世界(俗に言うパラレルワールド)

熊野・浜松・静岡・そして江戸城

少し前に仕事のために静岡県の、とあるマンションの地図を見ていました。 仕事に目処がついた後に少し地図を広げていって、ふと思った事があり検証してみると中々に面白い事がわかりました。 まずは下図を見てください 一番左端が、和歌山にある熊野本宮大社。 そこから、浜松、静岡と通って右端の江戸城まで一直線に綺麗なラインが描かれています。 熊野本宮大社の歴史を調べてみると保護をしていたのが紀伊徳川家で、紀伊藩から江戸幕府「中興の祖」とも呼ばれる8代将軍「吉宗」を輩出すると本格的

福島・本当に効く恋愛系神社の効果の出る回り方

前記事で福島の神社もまとめようとしたのですが「電車で回れる」に、当てはまらなかったため同記事に入れるのをやめたモノです。 前記事 福島東北地方は関西や関東とは少し系統が違い自然信仰、特に山岳信仰が主たる地域だったので実際に参拝してみると公式に出ている神と全然違う神が出て来る場合や、公式には名前の出ていない神が一緒に出て鎮座している事が多いです。 後者の「一緒に鎮座している」場合は、公式通りの神もその神社に居るので問題ないですが、前者の場合は全くエネルギーの方向性の違った

本当に効く電車で回れる、「京都」「東京」・恋愛系神社の回り方

今回この記事を書く事を思いついたのは、世の中に出回っているパワースポット系のガイドブックで「金運系」「恋愛系」とコンセプトを決めていても本当に効果のある神社と、なんでここ?という神社が混在して紹介されているからです。 これについては近代での神社の在り様が昔とは変わり、神社運営(経営)が厳しいところでは参拝客の「集客」が必要なので、どうしても一般受けしやすい「恋愛」「金運」に御利益があると公言しなければやっていけない状況になっているからです。 そんな看板だけ立派な神社をガイ

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縁結びで有名な、二つの「九頭龍神社」の違い・成就する参拝方法

まずは全国区で有名な「箱根九頭龍神社」 今回は「新宮」 見ていると、箱根の九頭龍さんは普段のメインは「新宮」 月次祭などの場合は芦ノ湖畔の「本宮」になるが頻繁に祭祀されているのが「新宮」のため、このような事になっている。 箱根山内にある「芦ノ湖」に住まう毒龍を万巻(まんがん)上人が調伏(ちょうぶく・・・退治の意)し「九頭龍大神」として芦ノ湖の守護神とした縁起を持つ神様です。 本当のところは元々、当地では富士山と並び強力な霊山としてあった箱根火山の噴火でできた芦ノ湖の大きな

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リクエスト記事・関西圏の超マイナーだけどエネルギーの強い神社・失敗した後の、やり直しの力

サポート(投げ銭)してくれた方からのリクエスト記事です。 サポート(投げ銭)してくれる方々、記事購入してくれる方々、いつもありがとうございます。 記事を書く励みになってます。 お題は「関西の人が来ないマイナーな神社でお勧めを説明付きで教えて欲しい」です。 その神社は奈良県の集落にあり、車でないと行けない場所です。 私自身の初訪問も最近で、年末に引っ張られる形で神社に呼ばれました。 神社写真に関しては手持ちのモノがないのでグーグルからの転載です。 行った際に私も撮った

とことこ散歩・恋愛応援系スポットは世話好き女神のいる神社・秀逸な場の作り

タイトルにある通り恋愛や結婚などをお願いすると「頑張ろう」って元気になれるエネルギーのある神社のご紹介。 神奈川県の大磯にある「相模國総社・六所神社(ろくしょじんじゃ) 有名な大磯ロングビーチから、ほど近い場所にあります。 主祭神は「櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)」 他に夫神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)、御子神である「大国主(おおくにぬし)」もくっついてはいますがエネルギー的に視ると、ほぼ櫛稲田姫命だけで成立している神社です。 元々、相模国(さがみこく)近辺

とことこ散歩、東京パワー系神社・お金が不思議と入って来る神社

凄く有名ではないけど、金運系パワースポットにアンテナを張っている人たちには有名神社。 一度行き出すと皆さん実感があるのでしょうか。通い詰める人も多いです。 調べた事のある方は、何となくわかると思うのですが、首都圏で「金運」系パワースポットは不思議と「一発当ててやるぜ!」的なスポットが多い。 ここら辺は「宵越(よいご)しの金は持たねえ」の江戸っ子気質、どうしても「発展」に重きを置いた「火の気」を中心にした街づくりの名残だと思います。 火の気は瞬発力を示し、どかんと物事が

伏見稲荷大社・稲荷山の神を巡る・神の先に在る神

伏見稲荷大社 全国のお稲荷さんの総本社として名高く。 また、それに異を唱えられる事もない「総本社」として、稀有(けう)な存在でもあります。 そんな伏見稲荷大社、そして背後にそびえる「稲荷山」 稲荷山は伏見稲荷の神が最初に降り立った場所と言われています。 そして、その稲荷山と大社本殿で祀る神に相違があったり、異称でありながら同じであると「言われている」神の複雑怪奇性等は言及される事も少なく、それこそウィキペディアをそのまま載せているような説明も見ますし、逆に「スピリチ

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神社が向く方向の意味を知る

神社の向く方向 鳥居の向く方向 神社を一つのエネルギーシステムと見る時、神社が向く方向と言うのは大きな意味を持つ場合が多々あります。 以前に公開した記事にあるようなエネルギーライン。 他にも有名なレイライン神社等では、夏至の日、冬至の日に太陽の光が一直線に鳥居を通り本殿まで通るような作りをしていたりします。 このように神社を作る際にエネルギー構造の要(かなめ)として「方向」をメインに考えている神社と言うのは多くあります。 これは、特別に有名な神社ではなくてもです。

なんで行先に入れたのか思い出せない神社

年末30日の早朝、年始を伏見稲荷大社で過ごすために関西に向けて神奈川を出発しました。 まだ日が昇る全然前、まずは箱根の九頭龍さんへ。 箱根の九頭龍さんは、私と馴染みが深く事あるごとに関りを持っているのですが。その頻度が高いせいか生活の一部に入り込んでいるので、ブログなどに書く話題として意識していないせいか気付くと影が薄くなっています。 と、まあ、そんな九頭龍さんですが。まだ外は真っ暗で、もちろん本宮の方は開門時間があるため箱根神社と隣接している「新宮」の方へお参り。

もう一つの願いが叶う京都「稲荷山」・神の奇跡と、歴史が作りあげた恐山まで繋がるエネルギーライン

人の願いを叶える場所として有名な伏見稲荷大社の「稲荷山」 その稲荷山を登る事を「お山する」と言います。 これは、稲荷山に登る事自体が「登拝(とうはい・とはい)」という参拝と同義のため「お山する=参拝する」という言葉使いになっているからです。 そんな稲荷山、いざ実際に登るとなると結構大変です・・・。 一周約4キロ。 平坦な道での4キロならば簡単なきゃろですが急な階段と坂道の繰り返しが続く道中は慣れていない人間には中々堪えます。 登り慣れていない人は、次の日に筋肉痛間違

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独り言・伏見稲荷大社「お山」初詣

さて、一月一日の京都伏見稲荷大社での初詣。とは言っても、メインは大社裏のお山を登ります。 さすがに正月に「お山する(伏見稲荷大社の稲荷山を乗る事を<お山する>と言います)」のは初めて。 大社自体の初詣客は例年270万人という京都市の人口の倍以上ですが、そのうちのどれくらいの人がお正月から寒風吹きすさぶ稲荷山に登るのかわかりません。 事前に対大社さんに確認したところ「稲荷山」自体に関しては正月だからと言って特別何かをする事はないそうです。 まあ、ここら辺は心配したって「一