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祈祷師から見た世界

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あなたの暇つぶしになれば嬉しい 祈祷師から見た、あやふやな世界のお話 祈祷師・スピリチュアルガイド夢我一全(むがいちぜん)が訪れた神社のお話や、その神社の本当の御利益。神様…
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お香による浄化のシステム

自分を浄化する方法は人それぞれですが、私が一番簡単だと思っている方法は「煙」です。 煙による浄化方法と言うと、ホワイトセージや白檀香(びゃくだんこう)によるモノが有名ですね。 特にホワイトセージによる浄化は、パワーストーンが流行ったころから一気に広まりました。 最近は流行った当時に比べて値段も下がって手に取りやすくもなったけれど、意外に品質にバラつきがあって変なモノを掴まされて焦げ臭いだけの葉っぱという印象を持った人も少なからずいると思います。 そうすると白檀香?

控えめな性格のガイドスピリットを持つ人は

控えめなガイドスピリットは、穏やかで控えめな性格を持ち、静かに見守る役割を果たします。 彼らは強い自己主張を避け、微細なサインや直感を通じてメッセージを伝えることを好み、持ち主を支え、安心感を与えることに重点を置いています。 この手のガイドスピリットは、無理に行動を促すことなく自然な成長を尊重します。 彼らは持ち主が自らのペースで成長することを重要視し、無理強いすることはありません。 ガイドスピリットは持ち主を矯正することなく、自己反省を通じて気づきを促す役割を果たし

祈祷師インタビューQ&A

こちらの記事と一緒に送られてきたものです。 インタビューアー:外国人スピリチュアリスト アンサー:夢我一全 (ここから上は、書き足し) (下からが送られてき原稿)外国人が日本語に翻訳したものですが、私が普通に書いたものより読みやすい・・・。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー Interview avec un chaman japonais アンテルヴュー アヴェク アン シャマン ジャポネ (日本の祈祷師へのインタビュー) イ

偽スピリチュアルと顧客の期待が生む悪循環

ふんわりスピリチュアルなブログ 近年、スピリチュアルな思想や実践が急速に広まりました。 この流れを受けて、職業占い師さんの参入が増加し、スピリチュアルな占いやカウンセリングが一つのビジネスとして成り立つようにもなりました。 以前は、占い相談が「現実に基づいたアドバイス」を求めるものであったのに対し、現在では「支払った料金に見合った、自分の望む結果を出さなければならないと考える。期待通りでないと不満が残る。」というニーズが強くなっています。 この変化により占い師たちは実

貧乏と富の分かれ道 お金持ちが実践する意識の持ち方

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 現代社会では、多くの人々が成功や豊かさを手に入れるため、成功者やお金持ちの行動を真似しようとします。 しかし、金持ちの行動を表面的に真似することは、短期的な満足感を得るかもしれませんが、本当の豊かさを築くことには繋がりません。 貧乏な人と金持ちの行動には、根本的な違いがあります。 その差は選択肢の多さに表れています。 多くの場合、貧乏な人は今ある限られた資産だけに焦点を当てて選択肢を自分から捨てて

漢方とスピリチュアルの関係

中国漢方とスピリチュアルな世界は、古代から現代に至るまで多くの人々に影響を与え続けてきました。 この二つが融合することで、心身の健康だけでなく、精神的な安定や人生の成功にも大きな効果をもたらすと言われています。 漢方薬は、自然界のバランスと人間の体内バランスを重視する伝統的な医療システムであり、五行思想に基づいて体内の「気」の流れを整えることで病気を予防・治療します。 植物、動物、鉱物などの自然素材を使い、個々の体質や症状に合わせて処方される漢方薬は、体のエネルギーを整

マントラ瞑想

リクエスト記事「マントラ瞑想とは?」 マントラ瞑想 その中でいくつか手法が細分化されていますが基本的には、こんな感じ。 マントラ瞑想は、特定の音や言葉をくり返すことで、心の波を整え、深い内なる静寂や意識の深層にアクセスするテクニックです。 マントラは、個々の信仰やスピリチュアルな伝統に根ざした特別な意味を持ち、その振動や響きが心を整え、意識を高めるのに役立ちます。 マントラを選ぶときは、自分の目的やニーズに合ったやり方を選ぶことが大切です。 定期的に瞑想をすることで、

瞑想と呼吸法で、不安とストレスを吹き飛ばす

「瞑想と呼吸法」は、心を落ち着かせ精神的なバランスを取るために非常に効果的です。 ここにスピリチュアル的な宇宙からのエネルギーの概念を取り入れることで、さらなる効果を得ることができます。 まず、静かな場所に座り、目を閉じて深呼吸。 呼吸に集中しながら、宇宙からのエネルギーが頭頂部から体内に流れ込むイメージを描きます。 このエネルギーは、光り輝く白い光や温かい黄金の光として感じることができます。このエネルギーが体中に広がり、細胞一つ一つが活性化される様子を想像してください。

佐太神社・佐太大神とスピリチュアル詐欺師

日本の歴史に隠された神の秘密 古代日本偏 https://mugaitizen.ldblog.jp/archives/cat_73079.html ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 出雲国の二ノ宮「佐太神社」 祭神は「佐太大神(さだのおおかみ)」 他で有名な神社は「伏見稲荷大社」本殿では「佐田彦大神」の名で、本殿裏手にある稲荷山・二ノ峯()中社では「青木大神」の名で祀られています。 そして、この神の正体は現在「猿田彦大神」とされ

短めコラム・人は同時にいくつもの「生」を生きている・命の共有

一昔前に「前世」と言う言葉が流行りました。 過去世を見てもらった人も居ると思います。 その時期は、どこもかしこも前世は「お姫様」や「源義経」だとか「織田信長」の人がいっぱいいましたね。 今回は、そんな「前世」の事と似ているけれど、少し違うお話。 本来、私達の「魂」は神仏と同じ場所から来た同種のエネルギーです。 神仏世界には全てがあります。 そこには世界全てが含まれ。人ひとり、それぞれの世界。また、その一人から派生する全ての結果がある世界(俗に言うパラレルワールド)

神事「田植祭」の話から見る、神の多重構造・スピリチュアル

少し前に伏見稲荷や、その他の神社で行われる「田植祭」のお話をしました。 ここから「神は山から降りてくる」という話に結び付くのですが、山を他の伝承や、昔話から見ると「妖怪」や「鬼」の住む場所「異界」とされる事が多い場所でもあります。 この日本中に流布され、残された伝承や昔話は所謂(いわゆる)「語り」です。語りは、簡単に言えば「嘘」と言う意味です。 山に住む「神(もしくは、そう比定された人達)」を、人間の敵、 人間とわかり合えないモノ→だから退治してしまう そんな図式が作

熊野・浜松・静岡・そして江戸城

少し前に仕事のために静岡県の、とあるマンションの地図を見ていました。 仕事に目処がついた後に少し地図を広げていって、ふと思った事があり検証してみると中々に面白い事がわかりました。 まずは下図を見てください 一番左端が、和歌山にある熊野本宮大社。 そこから、浜松、静岡と通って右端の江戸城まで一直線に綺麗なラインが描かれています。 熊野本宮大社の歴史を調べてみると保護をしていたのが紀伊徳川家で、紀伊藩から江戸幕府「中興の祖」とも呼ばれる8代将軍「吉宗」を輩出すると本格的

潜在意識と顕在意識を同調させる

成功体験は必要だけど、成功した記憶は必要ない。 人が成功していくためには成功体験をした時の「感覚」は覚えておくと役に立ちます。 それは言うなれば「成功の匂い」を覚える事になるからです。 逆に成功した記憶は「過去」のモノであって、大抵の場合は成功した事により手に入れた「物」や「体験」などです。 そして人は「成功した<やり方>と<手に入れ物>」をセットで記憶してしまうので、執着してしまいます。 また、「成功した記憶」がない場合は広告で見るような「楽して何百万」と言うよう

世界の変え方

昔の問答で話した事 ① 「無=<神=自分=宇宙>=有」という、無から有が産み出されるのが必然なように、また逆に有が無である事を理解し、その有であり無に神も自身も入っている事を知り。また、全てが同列であると知らなければなりません。 現実は無で「も」あり、幻想は有で「も」ある ② 神の視点とは、自分の視点なのだと気付く事で、本来あるべき自分の世界での自分の立ち位置に戻る事ができます。 ③ 極端に言えば、生きているか死んでいるかではなく、生きている世界の先と、死んでいる世界