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読書「ナナメの夕暮れ」

読んだ。

続けて読んだオードリー若林さんの本3冊の中で、本作が一番好き。

そこまで読書量が多いわけではない私、一番好きだった本は「博士の愛した数式」だったけど(あ、久々に読みたいな・・・)、「ナナメの夕暮れ」そこに匹敵するぐらい好みでした。

月並みな感想だけど、物事の捉え方、共感することが多くて。

ファンタジーの使い方についての考えだったり、人間は外に向かって生きた方がいいなと気づくことだったり、思い込みの重要性だったり、打席に立ってデータを集めていく必要性についてだったり。

実は私も丁度この数年で、大きな人生の転機があって、自分自身の生き方から、他者への向き合い方(本気で社会的に抹殺したいと思う人ができた※合法的な手段で)、これからの人生についてだとか、通常よりも更に頭の中が忙しくややこしい時期だった。

今は割とすっきりして、持ち直しているのだけど、この本を1年でも、何ヶ月でも早く読んでいれば、もっと早めにリスタートできていたかなとか一瞬よぎった。

でも、多分今の私が読んだから、こんなにハマった気もする。やっぱりベストタイミングだったのかもしれないと思った。

良いタイミングでこの本が読めて良かった。なんか、嬉しかった。

あ、本の帯に『東大生に聞いた 人生が変わった1冊』って書いてあったんだけど、一瞬、ちょっと胡散臭いなと思ってしまってごめんなさい。それは多分その日の電車で『強運を引き寄せる本』の広告をナナメに見ちゃった記憶が残っていたからだと思います。

でも、もしかしたら、全てのタイミングがジャストフィットした誰かが読んだら『強運を引き寄せる本』を読んで実際に強運を引き寄せることができても、おかしいことではないのかなとか思っちゃったり、知らんけど。

おわりだよ

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