「自分が悪い?」と思ってしまうエンパスさんの罪悪感への対処法<7月26日収録音声50分>
こんにちは、MUERAです。
エンパスやHSPの方に多い悩みの一つに、自分の問題ではないことにまで罪悪感を感じてしまうというようなものがあります。
今回のエンパスカフェでは、職場での人間関係で「自分が悪いのかな」って思っちゃう時があるという参加者の方とお話を深めました。
(記事内から当日の収録音声も聞いていただくことができます)
■ エンパスの自己受容とセルフケア
MUERA:
今日のテーマは『エンパスの自己受容とセルフケア』についてです。
事前アンケートに書いていただいたお悩みから、ちょっとお話いただてもよいですか?
Kさん:
最近自分が結構安定してきてるがゆえに、結構周りのアップダウンだったり雑音だったりっていうのが感じやすくなっちゃってるような気もするんですよね。
「あの人ザワザワしてるな」とか「今空気感良くないな」と思っても、最近は自分がアクション起こす前にちょっと立ち止まてみるようにはしています。
でもやっぱりその時に何かしなきゃいけないのかな?とか思ったり、
その後それが一段落した後もやっぱり話を聞けばよかったのかな?とか
自分が何かできたんじゃないか?とか
そういう風に思うことがあって、そのモヤモヤが解消するにはちょっと時間がかかってしまいます。
できれば最初からそう思いたくないし、そもそも本当に自分が何ができるかって思うと結局どうにもならないこともありますし・・
MUERA:
なるほどですね、Kさんとしてはその方に対する自分の在り方が気になっていらっしゃるようですね・・
ちなみにその方に対して自分が本当に感じているものっていうのはどんなものだと思いますか?
Kさん:なんか、すごく嫉妬されてるという感じがするときもあります。
自分のあり方として、昔からなんですけど目上の人に対しても、悪く言えば慣れ慣れしい(笑)良く言えばフランクな感じでお付き合いすることで、円滑に仕事が進めばいいなって思っていて、
年が上でも下でも関係なく必要なことは伝えたいし、もちろん相手は傷つけないようにはしますけど、誰かのせいで周りが我慢するっていう状況ってやっぱり良くないなって思うから、そういうコミュニケーションをとっていると思います。
MUERA:
なるほど、Kさんとしてはもし自分の在り方彼女の気分のアップダウンに影響しちゃってるとしたらちょっと責任を感じてしまうようなときがあるということですね
彼女がアップダウンしてること自体は彼女の自由なんだけど、そこに自分が関与してるときがあるかもしれない、みたいに。
そのあたりになると、今日のテーマにつなげやすいところなんだけども、エンパス体質の方は、他の方が気づかないいろんなことに自然と気づいちゃうし、その人がなぜそうなのかっていうところもなんとなくわかっちゃいますよね。
時には自分が原因というか、自分の在り方も刺激しちゃってるかもなっていう風に感じるところもあるってことだと思うんですね。
これはエンパスやHSPには結構多い悩みだと思うので、じゃそもそもなぜそういう考え方(自分が悪いのかな?と思う)のクセがあるのか、というところについて触れていきますね。
まず、エンパスは場の空気感にひといちばい敏感だから、空気が悪くなることって自分にとってとても居心地が悪いんですよね。
たとえば他の人が全く気にならないような些細な空気の変化に気づくと思うんです。
そしてそういう居心地の悪い空気感になったときに、例えば自分が犠牲になることで場が収まるようなら、あえて自分を悪者にしちゃうことでその場を収めようとしたりするケースさえあるようです。
例えば小さい時、お父さんとお母さんが喧嘩してるのが苦しくて、その空気感を変えるために自分の方にわざわざ非を持ってきちゃうみたいな。
まさに「スケープゴート(いけにえ)」的に、自分の身を捧げるようなイメージです。
でもそれによってお父さんとお母さんの喧嘩が本当にやんだりしたら、それは本人にとってはよかったって安心できることなんですよね。
たとえ自分が悪いことになったとしてもね。
ほかにも「ピエロ」っていう役割で、みんなを和ませる役を買うとかもあります。
空気が悪くなったときにおどけたりとかわざとボケたりとかして笑いを取って場を和ませるとか、そういうパターンもありますね。
もう一つは、インナーチャイルド(幼少期の傷)由来のもので、例えば虐待を受けているような子供だったりとかわかりやすいと思うんだけど、
親がいつも感情の起伏が激しくて急にこっちに感情向けられたりとかするようなケースってあると思うんです。
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