見出し画像

「蕾の桜を愛でながら~函館散歩」

ゴールデンウィーク明けの函館は、五稜郭の桜などが満開の彩りで迎えてくれます。
桜は日本を代表する花、それを目指して、訪日外国人は沖縄から北海道までを走り抜けていきます。飽和の状態の観光地は、食傷気味な場所になってしまいます。
このピークの時期を少しずらすとゆっくりと観光することができます。
日本という国は、東西南北に長い分、頼もしい観光地と言えます。

ゴールデンウィーク前は桜も蕾のまま、観光客も少なく、ゆっくりと巡ることができます。 (2019年4月21日~22日撮影)

最近JR東海のCMで「ずらし旅」という言葉が使われています。
閑散期に観光を、という意味ですが、国の休暇休日政策や民間企業等の休暇取得の促進などとも関連して、時期・場所の平準化は観光業界における最大の課題ですね。
 
4月下旬の函館は桜も蕾のまま、しかしながら、この時期は比較的天気が安定しており、隠れたベストシーズンです。
お陰でゆっくりと町歩きを楽しむことができました。
コロナ禍の終息後の観光の姿を先取りしたような気もしますが、「密」の回避は「世のため」にも「自らのため」にもなると感じた訪問となりました。

2019年3月末、定年より少し早く33年間勤めた会社を退職し、卒業旅行と洒落こんだ函館散歩でした!


よろしければ、サポートをお願いします。 NOTEのスタートからの記事をひとつの成果物として、自主出版する費用の一部に使わせていただきます。