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むぅにぃ
2021年7月26日 08:48
ある日曜の朝、浩はなぜか早くに目が覚めてしまった。時計を見ると、まだ5時ちょっと過ぎ。「もうちょっと眠っておこう」そうつぶやいて、毛布にくるまる。けれど目が冴えてしまい、まったく眠くないのだった。 毛布をがばっとはねのけると、そのままベッドを下りる。もう、このまま起きてしまおう。「朝の散歩もいいかもな。ちょっと、ほっつき歩いてくるか」両親は2人ともぐっすり眠っているらしく、家の中はしんと静