福祉の仕事をしていますが、介護の仕事ではありません
こんにちは。たまに「ドラえもん」の発音が「ドラえ↗もん」か「ドラえ↘もん」か分からなくなるムーディです。現在、福祉の仕事をしています。
さて、あなたは「福祉の仕事をしています」と聞いて何を思い浮かべただろうか。
私は年に100回ほど講演会、勉強会、交流会などのイベントに参加しています。6割ほどは福祉関係のイベントに参加してます。そしてもう4割は福祉と関係ないイベントに参加しています。「面白そうだな!」と思ったイベントには福祉関係なくとも足を運んでしまうのです。
(一部から「講演会依存症」「イベント依存症」と呼ばれています)
そういった福祉関係ないイベントは福祉の仕事をしている人以外の方が多く参加されます。そこで私は違う職種の人と何度も自己紹介をしてきました。
「私は福祉の仕事をしています!!」
こう言うと大体相手は
「あ~、介護ね。高齢化社会だからねぇ。介護は大変だねぇ」
という反応をすることが多いのです。
なるほど、福祉と聞くと多くの人は「高齢者介護」をイメージするみたいだ。確かに福祉って広いもんな。そう勘違いされてもおかしくはない。
「いや、高齢者福祉じゃなくて、障害者福祉なんです」
と訂正をいれる。すると、
「あー、障害者介護ね。お風呂入れたりするんでしょ?」
との返答が。
全員ではないが、自己紹介をすると多くの人から
「福祉=介護」
というイメージをしているような話を聞く。
最近、高齢者問題がフォーカスされていっていることから、福祉と聞くと高齢者や介護のことがやっぱり真っ先にイメージしやすいのかなぁと感じる。
しかし、残念ながら、私の仕事は「介護」ではない。
じゃあ、どんな仕事しているねん。
よくぞ聞いてくれました。
私の仕事は一般就労が難しい障害者の「働く」を支援する事業所で働いている。具体的にはクリーニング手法を用いて、障害を持つ人たちと一緒に汗を流しながら働いて、一緒にお金を稼ぎながら、誰もが自己実現できる環境作りをしている。専門用語で言うと「就労継続支援事業所A型、B型」というところだ。
(この仕事の思いは話し出すと長くなるのでまたどこかの機会で)
つまり私が言いたいのは「福祉=介護」ではないということだ。
福祉は本当に広い。高齢者福祉、児童福祉、障害者福祉、、、
そして、障害者福祉1つとっても、介護、就労支援、相談支援、、、
ここにあげるとキリがないぐらいたくさんあり、書き出すとその説明でものすごい文章量になってしまうので割愛。
あなたの目の前にもし、「福祉の仕事をしています!!」という自己紹介する人が現れたら。
(あー、介護ね)
と思って話を終わらすのではなく、
「具体的にどんな仕事?」と返してみると面白いかも。
あなたの世界が1つ広がるかもしれない。
グッバイ。
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