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とある日-ベンチとコーヒー/BUMP OF CHICKEN(B)

 自分の前を通り過ぎ行く人々が、それぞれしっかりと日常を送りながら通り過ぎる様を一日中ぼんやりとベンチに座り眺めている。ギターのリフが印象的なイントロで始まりゆったりとしたテンポの音がこの日記の様な歌にぴったりだ。

 行き交う人々と自分を比べては自己嫌悪に陥りつつ自分の内面と向き合う男は「実際にそんな1日があったのだ」と語った藤原を彷彿とさせる。
 児童を赤黒のランドセルで表すなど藤原らしい表現もあるにはあるが、自分が見たままをそのまま素直に詩に落とし込んでいるのが少し珍しく思う。

ベース直井への誕生日プレゼントに送った歌。(二か月遅れ)

(said B)

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