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弱虫讃歌-バイバイ、サンキュー/BUMP OF CHICKEN(B)

 故郷を離れ憧れの地へと明日旅立つ。
 出発を前にして夢の場所への期待に胸は膨らむが、自分を知るものが誰一人として居ない場所で本当に上手くやって行けるのかという不安を隠しきれない。
 「夢にまで見た街に行くなんてこれ以上素敵なことはない」そう自分に言い聞かせてみても、全力で大丈夫とはなかなか言えない。
 そんな不安を抱えた自分の気持ちを周りから隠す様に打ち消す様に「ひとりぼっちは怖くない」と何度も呟く。
 そして自分には帰る場所がある事、見守ってくれてる人たちがいる事に気付き、大丈夫だと確信する。
 穏やかに始まるメロディがサビに向けて段々と盛り上がりを見せる中で、まるで主人公の僕が高まる不安を無理やり押し返すかの様に歌い上げる声が胸に響く歌だ。

(Side B)

said Aによる「バイバイサンキュー」のレビューはコチラ

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