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自分のこと-Title of mine /BUMP OF CHICKEN(B)
イントロで2本のアルペジオがキラキラと絡み合い優しいテンポで始まるのがとても印象的な曲で、後半に進むにつれまるで苦しげに自身の内面を吐き出すかの様なボーカルに胸がギュッと締め付けられる。
そして明るく始まる印象とは真逆の歌詞「淋しい時は寂しいと言いたい」という思いが藤原独特の言葉選びで丁寧に紡がれている。
リリース当時のインタヴューでTitle of mineの詞に対して当初は「ゲロを書いてしまった」とかなり自嘲気味に語っている。
「ダイヤモンド」という”他”に向けた強いメッセージソングの後に出来たこの歌で”内”である「自分自身」を生々しく書いてしまった事に対する自嘲もあったのかもしれないが、リスナーから言わせてもらえば彼が彼らしいものを書いたおかげで自分の元にこの歌が届いた事は素直に嬉しいと思うのである。
(side B)
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