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孤独な様で、–Stage of the ground/BUMP OF CHICKEN(B)

 少し長めのイントロ、高らかに鳴り響くギターのアルペジオが聴こえると、否が応でも気持ちが上がる。そしてグッと第一歩を踏み出す様な勢いのあるボーカルで一気に曲に引き摺り込まれる。
アルバム『jupiter』のオープニングを飾るにふさわしい曲だ。

 彼らの楽曲では孤独がよく歌われている。
この曲も「飛べないなら歩いて行くしかない」という絶望を抱えて一人孤独に進む姿が描かれている。

 しかし、行き先不明の孤独に思えた道のりや届かない道標であった月星が、実は自分を輝かせるための舞台照明だった。
歩いて来た道こそステージの上だった。

 この記事を4月上旬という船出にふさわしい時期に書いているためか、これから多くの事を経験する人々への応援歌に様に聴こえてくる。

(side B)


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