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チャマ-彼女と星の椅子/BUMP OF CHICKEN(B)

 BUMP OF CHICKENベース担当のチャマこと直井由文(チャマ)の処女作。ライト・ハンド奏法を初めて取り入れた楽曲でチャマが楽曲に望むサウンドを取り入れている。
 初めてこの曲を聴いた時に感じたちょっとした違和感はこの直井ディレクションの影響nのだと納得したのを覚えている。違和感と表現したが良い意味での"歪み"を感じたとも言える。
 歌中の「彼女」とは、ステージの上でキラキラしている人達に対しての嫉妬心から皮肉を吐くだけで自分では動かなかった"カッコ悪い"自分自身の事だとインタヴューで語っている。
 自分にその気があるのなら、そこで皮肉を吐いて居るだけなのはもったいない、という前向きなメッセージも込められていると感じる。
 そのためか、あの頃の"彼女"を思い今ステージに立つチャマを見ると少し、いやかなりグッと来るものがある。

(said B)





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