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TOEICがヤバい話

英語は万年赤点で生きてきました。いやほんとに、嘘偽りなく赤点です。20点台とか取ってました。5段階評価でいつも2でした。中学校で三人称単数から躓いてそこからもう何も吸収しない脳になりました。

そんなわけで、約2年間の英語圏国生活経験があります。

ツッコむとこです笑

いやほんとに英語大っ嫌いなんですよ。だけど、私が嫌いな英語は「覚える」ことに重きをおいた勉強としての英語であって、コミュニケーションとして使用する英語は別に嫌いじゃないってことに気づいたんですよ。

18歳で単身海外に渡ったとき、マクドナルドに入って「eat here? or to go?」という言葉さえ聞き取れずにパニックになったことをよく覚えてるんですが、生活するうえで覚えなければ、聞き取れなければ生きていけないという状況に置かれたら人間どうにかなるもので、マクドナルドでの注文の仕方を筆頭に、ぐんぐんといろんな言葉を覚えました(脳が若かったから吸収率が良かったとも言う)
ついこの前まで赤点しか取れず、ろくな英単語も知らなかった人間が、部屋の契約をしたり現地で銀行口座開設したり、最終的には英語でバイトしたりしてしまったわけです。Siriもおらずポケトークなんて人類の叡智も存在しなかった頃で、いつも片手に電子辞書を持って単語を調べては文章を繋いで意味を確認し、契約書やらなんやらの内容を調べたのです。いろんな人の力も借りたし、話してる内容はめちゃくちゃだっただろうけれど、英語を使って人とコミュニケーションを取るということに対しての抵抗感はなくなって、少ないボキャブラリーながら外国人の友人と飲み会ではしゃぐ程度に急成長したのです。これぞ獅子の谷落とし。

そんな感じの荒療治にて人並みに英語圏で生活出来るぐらいの英語力はある(と信じたい)わけなんですが、相変わらず学ぶ英語は大っ嫌いなもので英検をはじめ、TOEICもTOEFLもIELTSも目を背けて生きてきました。
そして日本に帰ってきて10年以上が経過して英語力もいい感じに下がりに下がりまくってる頃、勤務先でTOEICの受験費用補助があるよというお知らせがやってきたのです。
そういえば私って海外で住んでたなと思い出し、格安で受けられるならものは試しに今さらだけど受けてみよっかな、記念受験だ~と、石化が始まった脳でたいした勉強もせずにTOEICを受験してみた結果・・・・・・


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ウケる。

いや、引いたわ(真顔)

きょうび小学校から英語教育受けてる中高生のほうがよっぽど良いスコア取りますよ。2年英語圏で生きてた人間がこれは正気の沙汰でない話ですよ。いくらノー勉だからと言って、いくらなんでもこの結果はひどかろうて。こいつは人には言えない恥部だ(でもWorldWideWebに公開する)

いやだって、だってね? TOEICは「eat here? or,to go?」で済む話を「Would you like to have your meal in the restaurant? Or will you take it home?」ぐらいクドく言ってくるんだもの。さらにはそこに友人らとの会話内には出てきやしない小難しい熟語だのなんだのも追加してくるんだもの。マクドナルドでそんなこと言われないもん…。ビジネスメールだって簡潔で単語見りゃだいたいわかるし掲示板に貼られた清掃のお知らせだってパッと見ていつ何が行われるかすぐわかるように書かれてるもん…(TOEICでよくある例題)

私悪くないもん、TOEICスコアなくても生きられるもんと思う反面、あまりのスコアに自分でドン引きしたのも事実なわけで。
相変わらず勉強としての英語は本当に本当に本当に×∞嫌いだけれども、スコアアップのための勉強をしてみようかなと思ったり思わなかったりしている今日このごろなのです…。

ただ、最後に言わせていただきたい。


TOEIC350点でも英語圏で問題なく生きられるんだぞー!!

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