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大切な本㉝「あらゆることは今起こる」

発達障害当事者の世界


これまで何度か発達障害では?と言われたことがある。職場の上司から「(発達障害の)自分の子どもとそっくりだ」とか「薬出してもらえばラクになるよ~」とか、時には揶揄されてるのかな?と感じる言葉がけもあった。
確かにかなりそそっかしいし多動の気はあるし、過集中とか衝動性とか自分に当てはまるなあと思うことはいろいろある。ただレッテル貼りするように医者でもない他人が「発達障害」とみたてるのはある種の暴力性も潜んでいるように思う。


柴崎友香さんの新刊が医学書院から出ると知りはじめは?だったけれど、一読してそうだったのかぁと納得。作家としての地位も実力も確立している彼女がこうしてご自身のことを語られたことで、「障害」の捉え方が変化していく息吹を感じてる。

怒涛の出版ラッシュの横道誠さん、才能が溢れすぎてもはや「発達❝障害❞」ということばが自己矛盾してる!もちろんある種の「生きづらさ」はあるだろうけれど、強みでしょ、と突っ込みたくなるほどその才能がキラキラしてる。私自身も「ちょっと変わった人」と周りから思われたりしてるんだろうなーと感じることはままあるけれど、それが「障害」かどうかなんて正直どうでもいい。

世間にはびこる同調圧力や「出る杭は打たれる」的な空気にとことん抗って生きていく。



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