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御茶ノ水の坂を下るとき

いまヨガ練習をしているスタジオと大学の場所は同じ御茶ノ水にあります。同じ坂を降りていくので、25年前の自分が坂を降りながら感じていた事柄や態度なんかをアリアリと思い出します。

そして、いまと娘時代との大差に愕然とします。いまのおばちゃん時代は視界は遠く広く、自転車でさっそうと車と歩行者を華麗に避けながら、何なら危ない車に向かって、おまえ、危ないぞと指示出しをしながら、自分は戦車だ!くらいの勢いで移動しています。

ところがところが、大学生当時のわたしはどうだったかというと、遅く来た思春期爆裂中で、本当になにを対象としていたのかわからないのですが、ただただ恥ずかしく、視界も狭く周りはまったく見えておらず、その辺の周り3メートルくらいにいる人々が、全員わたしの服装や身体、顔なんかを見ている気がして、また、そういった心の中をすーすーと見透かされてるような気がして、歩き心地がとてつもなく悪かったです。

当時も自転車で行こうと思えば行けたのに、そういうわけで、なぜか電車を乗り換えて登校し、お茶の水の坂をとても緊張しながら降りていたのでした。

なんなんでしょうね。思春期。そしておばちゃんとして開き直ったいま。25年の年月が経過したからとしても、同じ物質としての自分の中身が変化しすぎで、いとおかし。

と言うことを、今日の健康診断で右の卵巣が腫れてて経過観察と言われて、死ぬまえにやっぱりもっと書かなくちゃと焦って書いたノートでした。

みんな、健康診断は受けよう🍀

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