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はじめて怪我を自分で治した話

6月半ば、風邪をひきました。風邪で二日練習を休んでゆっくりしたら快調になったので勢い勇んで練習をしてみてしまったら、ドゥイパーダシルシアーサナでやってしまった。そこから3日休んでゆっくりしたらまた腰の具合が良くなったので、すぐに練習をまた再開したら、またやってしまった。そこから1週間大事にしたら具合がよくなったので、今日久しぶりにサードまで練習をしてみた。ドゥイパーダシルシアーサナで大事をとって胴体と足の間の距離を必要以上に開けて仙骨をゆるめに使うようにしたら、今度は横隔膜寄りの肋骨下部に違和感が出てきた。

とまあ、治り切る前に我慢しきれず動き出してしまい、湿布を貼るパーツを増やしている状態なのですが、まあ、こんなふうにだましだましいけばもうじき完全復活の兆し。

わたしのしているアシュタンガヨガは、アーサナ(ポーズ)をひとつできるようになると、また新しいアーサナを先生から教えていただくゲームのような仕組みがあってはまるととても楽しく、世界中に多く練習生がいます。けれど、インド人の体型でないわたしたちが深めるまでには、怪我をすることもあり。わたしは怪我だけはしたくないとこれまで意地を張ってがんばってきましたが、今回の1年3か月ぶりの怪我では、怪我もありかなーと思えるような暁光があった。

今回の風邪や怪我で休んだ期間は2週間。2週間開けの今朝の練習では、その間にいつもこわばっている肩や肩甲骨がニュートラルに戻ったように感じた。また変なクセもなくなってて、ゼロから上手い具合に上塗りできそうな気になっている。いやー、怪我もいいもんだ。自分はサードの練習をしているんだぞというちんけなおごりもなくなった。サイコーだ。このままこの気持ちを忘れないで練習を深めていきたい。

今回の怪我の過ごし方で、これまでと違ったことがあった。これまでは整骨院に毎日のように足繁く通っていたのをやめて、自分の身体の声を聞いて治癒力に頼った。腰は動かした方が良いというメソッドを聞いて固まらないように、余計な力が入らないようにした。それで治った。治してもらってないので、人任せにせず、自分の身体をより観察することで、信頼できるようになった。経験値が上がった。

それと、二週間も練習を休んだのは10年ぶりくらいかもしれず、本を読んだり動画を見たりなかなかよい時を過ごした。

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