終わったことに支配されない

人生は今しかない

取り戻せないあの頃を悔やんだとしても、その瞬間には戻れない。現実にできることとできないこと、その両面の存在を混同しないようにしたい。

過去の時間を後悔するだけで時間をやり過ごしても、本心の納得感を得られない。

実現不可能なことを前にして絶望しても、新たな物語は紡げない。今この瞬間を自覚することが、自らの人生を輝かせる起点となる。

本当に大事にしたい時間は、何もせずに待っていれば誰かが届けてくれない。

どういった瞬間を本気で紡ぎたいか、それを自分自身に対して静かに問いかけたい。移ろいゆく価値基準に漠然と漂流せず、自分という存在をこの瞬間に感じていこう。

過去は訂正できない

どんなに願っても不可能なことがある事実を、日常から自らの心で受け止めたい。

歪んだ全能感に苛まれた状態は、自分自身を狂わすことになる。

等身大の自分に何ができるか、その視点を諦めて捨てては何も始まらない。現実離れしたことを考えて自分に酔っていても、望んだ道を歩むきっかけは掴めない。

世間一般が信じた価値観が本質と思うことは、人生に対する選択肢を狭めてしまう。

意味のない不安感に押し潰されずに、自分にとっての現実を堂々と実現させていこう。