知識だけで過信しない
知ってからの先
現代は情報社会になっており、簡単に情報を収集することが可能になった。
それによって、情報に対する見方や感性にも変化が訪れている。
冷静な視点で情報に向き合わないと、人生の本質に無駄な知識を溜め込むだけになる。
世界物事を知ることは必要なことだが、その意義を改めて問うことが欠かせない。
それを知ることによって、どういった状態に自身が近づけるのか。
知識を体得してからの、その先を見据えた現実的な行動を意識したいところ。
知ったことを腐らせる前に、自分にできる行動に立ち返ることが大事な視点。
一過性で終わる危険
物事を理解するには、知識の存在が大きな前提になる。
知らなければ思考の発展を広げることは不可能であり、価値観を磨く一手にはなる。
ただ、それに過剰な期待感を抱くことは危険な幻想である。
一時的な安心感に胡座をかいていれば、その感覚は姿を変えていく。
時間の経過とともに、知識の鮮度は右肩下がりに鮮度を失う。
安心感だったはずが、気づけば虚無感に変わる。
膨大に溢れる情報や知識を何となく仕入れるだけじゃなく、その先も考えて選び取ることが大切になる。
つなげる意識が大切
知識や情報を集めることで、自ら考える土台を作ることができる。
しかしながら、惰性で集めた情報に希望は抱けない。
自分が本当にやりたいことにリンクしない情報は、自身の思考の空白を埋め尽くすことになる。
思考の余白を剥奪するために、知識を学ぶのではない。
知ることの目的と方向性を、自分なりに考え直す時代に突入している。
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