見えている世界に絶望しない
感じ方に正解はない
人が実感する心のあり方に、ひとつの正解はない。
その状況によって、その人が感じる受け取り方も異なる。
安定的な心の持ち方に期待することなく、人の感性の独立性を受け止めることが大切になる。
同じ道を通らなければいけない義務は、長年の刷り込みでしかない。
その雰囲気になっている、根拠と証明は、そう簡単にできるものではない。
まずは、現実を受け止めることで、人の感じ方を俯瞰して眺めることにつながる。
人の感性は不合理
自分が何を感じたいかと、他者が感じたい心は、いつも一緒だとは言い切れない。
表面だけを見れば一致しているように見えるが、肝心の中身を確かめることは困難を極める。
機械のような安定性を持たないことが、人の心のあり方。
予期しないエラーを起こす存在が、人という存在。
合理的に生きていると自負すると、不合理な真実に打ちのめされる。
不合理さを敬遠することなく、そのままの現実を冷静に見つめることが大切になる。
同調を求めない
相手に期待しても、その結果をコントロールすることはできない。
自分の力だけで何ともできないことは、世の中に幾多にもある。
そうしないといけない雰囲気は、もはや錯覚であると思う。
人は自分に都合の良いように解釈を進めるので、絶対を期待することは不可能に近い。
同じ価値観を共有することは、自滅のリスクを高めることになる。
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