思考の柔軟さを喪失させない

固定概念から離れる

誰かと競い合うことを生活の中心にしていれば、本当に大切にしたいことが漠然とした不安の中に消えてしまう。

限りある人生をどうやって充実させるかを決めるのは、今日を生きる自分でしかない。余計なことで気持ちを暗くさせても、現実が好転することはない。

自らの正義感に酔いしれることは、等身大の現実から目を背ける結果にしかならない。

狭い自分の世界のなかで酔いしれることで、残された時間を無駄に捨て去ることになる。自らが信じた常識を潔くリセットすることが、考える面白さを育てる起点となる。

知っていることだけで人生を理解したつもりになっていても、新たな発見を日常のなかで見出すことは叶わない。

凝り固まった思考のなかで満足せず、自ら既知の世界を広げる習慣を大事にしていこう。

完璧さにしがみつかない

誰かに依存する状態を当然と解釈することで、知ってる常識を頑なに誇示するようになってしまう。

自分にはまだ知らない世界がある事実に背を向けていれば、その場所で停滞す流しか選択肢がなくなっていく。自分が知っている世界は表面的なものでしかないと謙虚になることが、新たな学びに貪欲にさせていく。

多数派が信じる価値観に溺れず、あらゆる考え方があることを日常のなかで積極的に受け止めたい。

誰かと競い合うことに時間を割いてしまえば、自分が自分であることの感覚を次第に失ってしまう。

変わりゆく価値観と雰囲気に簡単に流されず、当事者としての判断と選択を大事にしていきたい。

世間が完璧な正解を知っていると過信せずに、自分から現実を謙虚に学ぼうとする姿勢がある。不毛な幻想を心に背負い込むことなく、自分自身にできることを真剣に選んでいこう。