シナモンの夢3 2018-06-10

強い風が吹いている。空は立体的で灰色のような白いような雲が出ていた。私は多くの人と共に運動会のようなテントがいくつも張られたグラウンドにいる。雲の上の青空を見ていると、雲の後ろから恐竜のような形をして白地に角張った黒のまだら模様の巨大な何かが現れたので「これは技術者に言わなければならない」と探しているうちにグラウンドへ急降下着陸してきた。ビルよりも巨大な機械の恐竜はグラウンドをずるずると動いて止まる。盛大な土ぼこりを引き起こすが、機械恐竜は巨大すぎて土煙も下の方だけしか届かない。人の大きさ程度の蜘蛛型ロボットを多数引き連れていて、グラウンドをシャカシャカ走ってくる。そいつ等は攻撃するわけではなかったがとにかく追いかけてくるため、人間は奥のレンガ作りの校舎のような建物まで後退した。建物には大きな窓があって低い木製の柵が窓の下の方に引っ付くように取り付けられている。扉は見当たらない。それでも建物の中に侵攻されてはマズい、という共通認識があったので、身体の小さな数人が柵を登って窓に張り付いて辺りを偵察していた。

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