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【EMC海外研修レポート】シリコンバレー研修6日目! 全員が英語Pitchに挑む!

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の目玉イベントの一つである海外研修「グローバル アントレプレナー」でアメリカ・シリコンバレーに向かった29名の学生たち。最終日は英語による3分間のプレゼンを行います!

過去の記事は下記からご覧ください!! ↓ ↓ ↓

■A.I.の進化を知る!

今日はいよいよEMCの学生たちによる英語での3分プレゼンです。昨夜は遅くまで、ホテルのロビーや各自の部屋でプレゼンの練習をしていたようです。

ですが、その前に、最後の最後まで貪欲に学ぶために、午前中に2つのセッションが用意されていました。

まず、今、世界中で注目されている「A.I.」の領域で、12年も前から事業に取り組んでいるModuleQ というスタートアップの創業者、David Burnerさん(以下、David)が話をしてくれました。

David BurnerさんとEMC教員の平石さん

今までのA.I.は、人間の「肉体労働」を軽減し、女性でも子どもでも、力仕事ができるように研究開発され、実用化されてきましたが、GPU(Graphics Processing Unit)に代表されるコンピューティングパワーの向上により、ここへ来て、我々の「頭脳労働」をサポートするためにA.I.が使われるようになりました。A.I.が人間の仕事を奪うことはありませんが、A.I.を使いこなす人が、使いこなせない人の仕事を奪うことになります。

我々が日々、様々なメディアで目にする情報を分かりやすく、また、何故、そうなるのか? その裏側を含めて解説してくれました。とても勉強になりました!

■やる気さえあれば、誰だってアメリカでビジネスができる!

2人目は、米国で「住宅」に関するスタートアップ「HOMMA」を経営する本間毅さんです。彼は学生時代に起業し、ビットバレーと呼ばれた時代、まさに時代の寵児として、様々なメディアに取り上げられていました。事業は順調に成長し、上場承認まで漕ぎ着けましたが、それ以上、そのままの事業で業績を伸ばしていくのは難しいと判断し、なんと、会社を解散してしまいます。

その後、SONY本社を経て、SONYアメリカのVP(Vice President)として米国はサンディエゴに赴任し、楽天の米国法人に移ります。

そのようにして米国でのビジネスと生活を通じて、米国の住宅事情のあまりの非効率さを理解し、そこに、大きなビジネスチャンスがあるのでは? と思い、ご自身にとって2度目の起業に至ります。そこに至る軌跡をとても丁寧にお話してくれました。

本間毅さん

彼は、自分のような地方都市出身で、帰国子女でも何でもない人間でも、やる気になれば、こうしてアメリカでビジネスができる! ということを、我々に熱く語ってくれました!

本間さんのスライドより

また、「出る杭は打たれる日本」と「出る杭は伸ばされるアメリカ」の違いについて、ご自身の経験を踏まえて説明してくれました。

本間さんのスライドより

そして、Go Global! 是非、世界に挑戦して欲しい! また、アラン・ケイの言葉(The best way to predict the future is to invent it. 未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ。)を引用し、我々にエールを送ってくれました。

本間さんのスライドより

お二人のPriceless なお話を伺い、ランチタイムを経て、いよいよEMC生による英語での3分ピッチが始まりました。

EMC生たちの様子

■Study hard!

最初に、引率教員を代表して、学部長の伊藤羊一さんから、今回のシリコンバレー研修の意義について「英語」でのスピーチがありました。

学部長の伊藤羊一さん

続いて、学生たちによる3分ピッチです。以下の2つから自由にテーマを選んで発表します。

A. My business pitch to be developed(個人のビジネスアイディアをピッチ)
B. My future after this trip(今回のTripを経て考える自身の将来キャリアについて)

トップバッターとトリを務める学生は、立候補で決めました! 全員、緊張しながらも、この1週間で学んだことを自分なりに英語で表現していました。なかには、歌を披露した学生もいました。

英語でのプレゼンに挑むEMC生

休憩を挟み、後半戦に入る前に、もうひとり、日本人の起業家で、現在はサンフランシスコのMBAに通っている愛宕翔太さんが、ご自身の起業、そして売却、今後の人生を考えて渡米し、MBAに入学と、今までの人生とアメリカに来て見えたこと、今後の人生で何を成し遂げたいと思っているか等、ざっくばらんに話をしてくれました。

真剣に聞くEMC生

引き続き、学生たちの3分ピッチを行った後、引率教員の金杉朋子さん、平石郁生さんからも「英語」でのトークがありました。

引率教員の金杉朋子さん

金杉さんはキャリアデザインや哲学を専門としていることから、この1週間で学んだことを振り返るワークショップ的なセッションを実施して下さいました。

Study hard!

学生たちからは「Study hard」という、帰国後の意気込みが宣言されました!

意気込みを語るEMC生

そして、今回のプログラムディレクターでもある平石郁生さんから「Go Global」をテーマに、日本の現状、何故、グローバルな視野と行動が必要なのか? に関する様々なデータの解説と共に、Keep Reinventing Yourself! というメッセージがありました!

左から教員の金杉さん、ゲストの本間さん、教員の平石さんと羊一さん

最後は全員で記念写真を撮り、会場であるPlug and Play を後にし、ステーキハウスで、アメリカでの最後のディナーを楽しみました。

集合写真

さて、明日はもう帰国です。充実した1週間のシリコンバレー研修でした!

■EMC ENTREPRENEURSHIP NIGHT 2023を開催します!

9月21日に、CICにて「EMC ENTREPRENEURSHIP NIGHT 2023 〜 Grow your global mindset! 〜」を開催します!
日々の講義での学び・実践や、インターンシップ、夏のシリコンバレーorアジア研修を経て、自分自身の想い、ミッションと向き合った現2年生たちが、それぞれの想いやビジョンを発表します。どなたでもご参加できますので、ぜひいらっしゃってください!

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