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コロナで戦後初めて中止となった3年前の夏の甲子園大会を取り戻す! 総勢約1,000人が参加する全国元高校球児野球大会の開催が決定!

新型コロナウイルス感染症は、私たちから色んなものを奪いました。
大切な人を失った方もたくさんいます。
その生命と比較することはできません。
でも、それ以外にも、たくさんの大切なものを奪いました。

甲子園も、その一つです。
2020年の夏。世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、戦後初めて甲子園球場の全国高等学校野球選手権大会が突如中止となりました。

そして、その失われた甲子園を開催するために東奔西走するEMC生がいます。このnoteでも、一度取材しました。EMCの公式You Tubeにもインタビューが掲載されています。

このプロジェクト、「あの夏を取り戻せ全国元高校球児野球大会」が、2023年11月29日(水)に阪神甲子園球場で開催されることが決定しました! 本日、武蔵野大学からプレスリリースも配信しました!!

以下、プレスリリースから引用してご紹介します。

2020年、新型コロナウイルスの影響により「第102回全国高等学校野球選手権大会」(以下、甲子園)が中止となりました。突然、夢を打ち砕かれてしまった元高校球児たち熱い想いを取り戻すため、武蔵野EMCの大武さんが『あの夏を取り戻せ ~全国元高校球児野球大会2020-2023~』プロジェクトを2022年6月に立ち上げました。このプロジェクトは甲子園に代わる各都道府県の独自大会の優勝チームを中心に甲子園に集めることで元高校球児の失われた甲子園への想いを消化し、次のステップに進めるきっかけづくりとするものです。

大武さんは2022年8月からSNSを通して自身の野球仲間を通じて当時の独自大会優勝チームを中心に計49校の元高校球児に参加の呼びかけを行い、同時にプロジェクトメンバーの募集、Webサイトや各種SNSの開設、メディアへの露出を通して本大会にかける想いを全国に訴えました。その結果、10月には46チーム総勢1,000人の元高校球児の参加が決定し、学生・若手経営者・インフルエンサーから成る25名のプロジェクトチームを結成しました。一人の大学生が立ち上げたことからプロジェクトへの社会的信用を得ることに困難を極め開催決定まで時間を要しましたが、このたび2023年11月29日(水)に阪神甲子園球場での開催が決定しました。当日は全46チームの試合を行うことが難しいため、セレモニーやノックなどの練習をし、別日程・会場で各チームの交流戦の実施を検討しています。

本プロジェクトの根底には「社会に若者の『力』を伝えたい」という大武さんの想いがあります。資金や経験がなくても情熱と行動力さえあれば、何かコトを起こせるという可能性を自ら示し、同世代の若者も挑戦してみようと思ってもらえる大会にしたいと考えています。

現在、大武さんを含むプロジェクトメンバーは今年6月から8月のクラウドファンディングに向けて準備を進めています。大会は非営利目的で行うため、集めた資金は大会運営費用に充てるほか、収益等は全国の高校野球チームに還元する予定です。

【コメント】
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部3年生 大武 優斗さん

私も甲子園を目指していた元高校球児です。プロジェクトの立ち上げる方法も知らない私が大学でアントレプレナーシップ(起業家精神)を学び、教授に背中を押して頂いたことでこのプロジェクトをやる!という決断ができました。3年前、コロナで戦後初めて夏の甲子園が中止なり、誰にも怒りをぶつけられず消化できなかった想いに決着をつけることが出来るプロジェクトです。私達がこのような大きなプロジェクトを成功させることによって、1人でも多くの元高校球児たちの甲子園への想いを決着させ、また多くの若者が自分たちの夢をおいかけるきっかけになることを願っています。

武蔵野大学のプレスリリースより

また、本日はプレスリリースだけでなく、以前取材してくださった読売新聞さんの記事が公開されました。こちらもぜひ御覧ください。

プロジェクトはいよいよ、甲子園開催のためのクラウドファンディングの実行に移ります。EMCのnoteでは、引き続きこのプロジェクトの様子を追いかけます!


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