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【残り5日!】100日後にかわいくなる男子大学生 がーみん

日々、様々なことに挑戦している武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)の学生たち。「アントレプレナーシップ」というと「起業」というイメージが強いですが、それに限らず、様々なプロジェクトが実行されています。その中でも今回は、「かわいい!」を追求する二人の挑戦をお伝えします!

みなさんはTikTokで連続投稿中の「100日後にかわいくなる男子大学生 がーみん」をご存知でしょうか? 現役大学生の「がーみん」が、助手の「るか」のサポートを受けながら、100日間でどれだけかわいくなれるのかに挑戦しています。

TikTok「100日後にかわいくなる男子大学生 がーみん」

実はこの2人組み、EMCの1年生です。
本日、10月24日で、100日まで残り5日!!
いよいよ、ラストスパートに入った2人に、この投稿を始めた経緯や、「なりたい自分になれるメイクの可能性」について伺いました。

がーみん&るか(TikTokを開始した頃の二人)

■「かわいい」への憧れが仲間を動かした!

Q.早速ですが、なぜ今回の取り組みを始めたのでしょうか?

るか:
元々は日本最大級の起業家・スタートアップピッチイベント「ROCKET PITCH NIGHT SPRING 2022」に参加するために、私やがーみんを含めて5人でチームを組んで企画を考えていたんです。メンバーの気になる分野を挙げていったら、「男性メイク」という話題になりました。中でも、がーみんが「かわいくなりたい!」と強く思っていたというのもあって、男性メイクについて調べていくうちにこの企画が生まれました。

がーみん:
小中学校の頃から「かわいい」に憧れがありました。性自認は男性ですが、女性だけでなく男性を好きになることもあります。大学受験が終わって余裕が出てからは、お母さんにメイクをしてもらったり、一緒にスカートを買いに行ったりしました! でも、お母さんのメイクだと、どうしてもお母さん世代に流行ったメイクになってしまうんです!(笑)
じゃあ自分でフルメイクの勉強をしよう!と思っても、何から始めていいのかさっぱりわからず、困っていました。

Q. 媒体にTikTokを選んだり、期限を「100日後」にしたのは、やっぱり話題化を狙って?

がーみん:
TikTokを選んだ理由は、動画媒体なので変化が伝えやすいというのと、実行者としてもYou Tubeより簡単で続けやすいという理由があります。「100日後〜」としたのは、流行を狙ってですね。Twitterで100日間連続で投稿する創作マンガが話題となりましたが、TikTokでも「#100日後」は人気のハッシュタグなんです。

Q. 始めてみて、周囲やSNSからどのような反響がありましたか?

がーみん:
EMCの仲間たちには入学当初からカミングアウトしていたので、投稿を始めて以来たくさん応援してもらっています。ただ、EMC以前の知り合いの中には、私の「かわいい」に対する憧れをTikTokで知った人も多く、みんな驚いていましたね。
実は、以前から僕の趣味に母は共感していたものの、父は戸惑っていたんです。でも、TikTokの投稿を始めたら、徐々に僕の本気度を理解してくれて、今は投稿にコメントをくれることもあります!

るか:
友だちから「親近感が湧く!」という感想をもらうことが多いです。がーみんが一生懸命メイクを覚える様子を見て「自分たちも最初はわからなかったよね!」とか、自分を重ね合わせて見てくれているみたいです。中には、動画を見てメイクのアドバイスをしてくれる友人たちもいます!

当初は日焼け止めがどれかもわからなかったがーみん

Q.きれいになっていく自分を見て、 がーみんさんはどう感じていますか?

がーみん:
自分が憧れていた「かわいい」のイメージに、自分がどんどん近づいています。なので、本当に嬉しいです!それに、周りがありのままの自分を認めてくれているのが幸せです。

Q. お気に入りに美容グッズや美容ノウハウをご紹介いただけますか?

がーみん:
どうしても、元々の骨格や肌が男性的なんです。なので、男性らしさを消してくれる色味が濃いラメを多く使います。「cipicipi(シピシピ)」というコスメブランドがあるのですが、そこのグリッターライナーを下まぶたから涙袋に入れると可愛くなります。あと、ピンクのチークを鼻の先と顎につけると動物っぽくなってかわいくなります!

どんどんかわいくなっていくがーみん

Q. るかさんは、変化するがーみんさんをどのように見ていますか?

るか:
「かわいくなりたい!」という想いを実現できてとにかく楽しそうながーみんを見ていいると、こちらまで嬉しい気持ちになります。特に、新しいコスメを買ってきて開封する瞬間とか、すごく幸せそうです(笑)

Q. 最近は他のTikTokerさんとのコラボも行っていますね?

るか:
そうなんです! 男の子でもかわいくなっている先輩TikTokerの高橋いちこさんやあとむくんとコラボをして、メイクをしていただき、新たに自分に合ったメイク法やコスメを見つけ出しました!

左:高橋いちこさん、右:あとむくん

Q.男性の美容について、お二人はどのようにお考えですか?

るか:
一言で「美容」と言っても、かっこよくなるためのもの、かわいくなるためのもの、色々あると思います。性別に関係なく、「美容」や「メイク」には、本人がなりたいものになれる可能性が詰まっていることがもっと広まって欲しいです。「男性美容」は広まってきているものの、ただの流行りで終わってしまう危険があると感じています。心理的なハードルを感じる人もいると思いますが、なりたい自分になれる手段の1つだと思って、気軽に試せるようになるといいなと思います。

がーみん:
かわいい系のメイクの他に、メンズメイクをすることもありますが、僕はどちらの自分も好きです。日々、メイクの可能性を感じています。
あと、男性美容の話とはずれてしまうのですが、中には容姿にコンプレックスを持っていて、かわいくなりたいと思う女性もいると思います。そんな方に伝えたいのは、「女性としての骨格や肌を持っているだけで、男性の僕からしたら羨ましい!」ということです。僕が男性としての要素を隠すためにどれだけ苦労していることか……。そんな僕からしたら、女性ってだけでかわいくなれる要素をたくさん持っているってことを伝えたいです。

Q.今日の投稿で「開始から95日後」で、残りは5日です。

がーみん:
残すところ本当にわずかですが、さらに時間と工夫を重ねてかわいくなります!

るか:
実は、この企画を始めるにあたり、忙しくなることがわかっていたのでバイトを辞めたんです。TikTokが理由でバイトを辞めると言ったらびっくりされそうですが、先輩は「そんなに面白そうなTikTokならオレの耳にも入るね!」とエールを送ってくれました。1日目と100日目で、がーみんがどのくらい変わったのか、たくさんの人に見てほしいです!

Q. 最後に、100日後の展開についてお考えのことがありましたらお聞かせください。

るか:
このシリーズ自体は100日で終わりますが、今後も不定期で投稿していく予定です。その際は、がーみんではなく他にかわいくなりたいと思う人をモデルに、男性美容の可能性を伝えていきたいです。
ゆくゆくは、男性メイクのサービスを事業化したいと考えています。
商品開発ではなく、お客様の「かわいくなりたい!」を実現させるサービスです。11月中にはニーズを把握して、年内にはサービスのプロトタイプを作りたいです。

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